開催日:2015年12月4日(金)13:00~17:00(開場12:30)
会場:ヤクルトホール(東京都港区東新橋1-1-19)
主催:国立研究開発法人海洋研究開発機構
後援:文部科学省(予定)
お問い合わせ:
海洋研究開発機構
研究推進部 講演会事務局
(E-mail:earth-sympo2015@jamstec.go.jp TEL:046-867-9603)
URL:http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/earth-env2015/index.html
案内パンフレット:http://www.jamstec.go.jp/j/pr/event/earth-env2015/pdf/flyer.pdf
参加申し込みはこちら:https://www.jamstec.go.jp/j/form/earth-env2015/
内容:
ニュースでよく耳にする「エルニーニョ現象」。この現象が発生すると、日本にも冷夏や暖冬などの影響がでるということは、みなさん身近に感じていることでしょう。しかし、現象の理解や予測の科学について詳しく報道されることは多くはありません。
エルニーニョ現象は、現在、ペルー沖からインドネシア沖までの15,000kmにおよぶ赤道太平洋全体の海が大気と相互作用して発生する数年周期の現象であると理解されています。近年は、コンピュータを用いた数値モデルの発達に伴い、世界中の気象予報機関で季節予報の一環として予測されるようになりました。
本講演会では、観測の現状や研究の発展、予測の可能性などをお話します。現在進行中の2015年のエルニーニョ現象も含め、最新のエルニーニョの科学をお楽しみください。
プログラム:
開会の辞
平 朝彦(海洋研究開発機構 理事長)
趣旨説明 -講演会の聴きどころ-
河野 健(地球環境観測研究開発センター長)
エルニーニョとは
野中 正見(アプリケーションラボ グループリーダー代理)
エルニーニョ予測への挑戦 ~観測とコンピュータで未来を知る~
土井 威志(アプリケーションラボ 研究員)
これからのエルニーニョ予測
増田 周平(地球環境観測研究開発センター グループリーダー)
熱帯太平洋観測の未来
安藤 健太郎(地球環境観測研究開発センター グループリーダー)
パネルディスカッション
河宮 未知生 統合的気候変動予測研究分野長、講演者ほか
閉会の辞
白山 義久(海洋研究開発機構 理事)