数値予報の基本的なことを学びながら、本書にもられた内容のみから読者自らが簡単な2次元スペクトルモデルを構築できるように本書を構成しました。そのために、必要なノウハウや数値計算の道具はすべてこの一冊にこめました。
特に、スペクトルモデルを構築する上で非常に重要な計算道具であり、ともすればブラックボックス的に使うことの多い高速フーリエ変換(FFT)については原理、アルゴリズム、プログラムを含めてかなりのページ数を割いて詳細に解説しました。また、この本で取り上げた1,2次元スペクトルモデルについてもプログラム例を載せました。
是非これらのプログラムを活用して数値モデルの自作に挑戦してください。
【編集】大関 誠
175ページ、2006年2月17日発行
【価格】会員:2,000円、会員外:3,100円
(気象研究ノート編集委員会)