平成5年の、いわゆる「天気予報の自由化」以来、気象に興味を持つ方が増えてき ています。このたび、(財)気象業務支援センターと(社)日本気象学会が共催で初 心者向けに「気象学の基礎」講習会を計画しました。 この講習では、気象予報技術の習得を目指して基礎から着実に学びたい方に、気象 学の基本部分を講習します。気象学の学習には数学や物理学の初歩の知識が必要です が、これらの知識も実例に即して具体的に解説します。この課程を修了することによ って、(財)気象業務支援センターが行っている気象予報技術の習得を目的とした「 最新気象技術講習会」に進める学力がつきます。 この講習は、また、気象が好きで天気図や天気・気候の変化に関心のある方に、気 象学の基本的な考え方を解説し、その基礎にたって気象への理解を深めていただくた めにも役立つものと考えています。 講習の終了後、希望者には試験を行い、合格者に「修了証」を発行します。1.講習会場
(財)気象業務支援センター大会議室 東京都千代田区神田錦町3丁目17 東ネンビル4F2.スケジュール
(平成10年)11月 4,11,18,25 12月 2, 9,16, (平成11年) 1月 13,20,27, 2月 3,10,17,24, 3月 3,10(試験) の全16回(内1回は試験で、希望者のみ)いずれも水曜日、15時から 17時15分まで3.講師(予定)
立平良三((財)気象業務支援センター理事長、前電気通信大学教授) 清水正義((財)気象業務支援センター講師、元気象庁海洋気象部長) 保科正男((財)気象業務支援センター振興部長、元気象庁京都地方気象台長) 他4.申し込み方法
往復はがきに 住所、氏名、年齢、電話番号に「気象学の基礎課程受講希望」と書いて 「〒101−0054 東京都千代田区神田錦町3丁目17 東ネンビル (財)気象業務支援センター 講習会係」あて お申し込み下さい。 返信用宛先にはご自分の住所、氏名を書いて下さい。 申し込み締め切りは9月30日(水)(当日消印有効)です。 定員は40人で、申し込み多数の場合は抽選とします。抽選結果を返信用はがきで お知らせするほか、受講決定者には「受講決定通知書」等も併せてお送りします。 受講決定通知書がお手元に到着しましたら、受講料を払い込み下さい。払込先など は、受講決定通知書と併せてお送りします。5.受講料
受講料は教材費込みで一人40、000円です。 (財)気象業務支援センターの賛助会員には受講料の割引(5%)がありますので、 賛助会員はお申し出下さい。 お問い合せは (財)気象業務支援センター 講習会係 TEL:03−5281−0440
平成6年の第一回試験以来、2000名を超える気象予報士が誕生し、活躍してい ます。このたび、(財)気象業務支援センターと(社)日本気象学会は共催で、気象 予報士を初めとし、民間における気象事業従事者の技術的レベルアップを目的として 気象技術専門課程を開設しました。今回はまず「メソ気象コース」を開設しますが、 その他の専門分野のコースも準備中です。 民間の気象技術者が独自予報、特にきめの細かい局地予報を行うためには、メソス ケールの気象現象についての知識が必要不可欠です。しかし、メソ気象学は、長い歴 史を持つ総観気象学のように、十分には体系化されておらず、気象技術者にとって取 っつきにくい分野といえます。このコースでは、第一線の研究者がメソ気象学の主要 なテーマについて、特に局地予報への利用の可能性にも留意しながら解説します。気 象予報士及び中堅の気象事業従事者を主対象とした講習です。 講習の終了後、希望者には試験を行い、合格者には「修了証」を発行します。1.講習会場
(財)気象業務支援センター大会議室 東京都千代田区神田錦町3丁目17 東ネンビル4F2.スケジュール
(平成10年)11月 10,17,24, 12月 1, 8,15,22, (平成11年) 1月 12,19,26, 2月 2, 9,16,23, 3月 2, 9(試験) の全16回(最終回は試験で、希望者のみ。ただし、日を改めて行う場合がある) いずれも火曜日、15時から17時15分まで。3.テーマと講師(予定)
メソ気象力学の基礎 小倉 義光(イリノイ大学名誉教授) 積雲対流とクラウドクラスター 吉崎 正憲(気象庁気象研究所室長) 梅雨前線・集中豪雨・小低気圧 二宮 洸三(東京大学客員教授) 雲・雨・雪・雷の物理学 山下 晃(大阪教育大学教授) トルネード・ダウンバースト 新野 宏(東京大学助教授) メソ気象の観測 立平 良三(気象業務支援センター理事長) 境界層のメソ気象 近藤 純正(東北大学名誉教授) 他4.申し込み方法
往復はがきに 住所、氏名、年齢、電話番号に「メソ気象コース受講希望」と書いて 「〒101−0054 東京都千代田区神田錦町3丁目17 東ネンビル (財)気象業務支援センター 講習会係」あて お申し込み下さい。 返信用宛先にはご自分の住所、氏名を書いて下さい。 申し込み締め切りは9月30日(水)(当日消印有効)です。 定員は40人で、申し込み多数の場合は抽選とします。抽選結果を返信用はがきで お知らせするほか、受講決定者には「受講決定通知書」等も併せてお送りします。 受講決定通知書がお手元に到着しましたら、受講料を払い込み下さい。払込先など は、受講決定通知書と併せてお送りします。5.受講料
受講料は教材費込みで一人40、000円です。 (財)気象業務支援センターの賛助会員には受講料の割引(5%)がありますので、 賛助会員はお申し出下さい。 お問い合せは (財)気象業務支援センター 講習会係 TEL:03−5281−0440 FAX:03−5281−0443 まで。
なおe-mailによる申込に対しては1週間以内に返信メールを差し上げます.これが届かない場合,通信エラーによる不着の可能性がありますのでお問い合わせ下さい.
日時:1998年8月27日(木) 10:00-16:00(開場9:30から) 場所:名古屋国際会議場141、142会議室(240名収容) 名古屋市熱田区熱田西町 1-1(TEL:052-683-7711) 開講の辞 周東健三(中部支部長、名古屋地方気象台長) 1.自治体における防災活動 織田善夫(愛知県) 10:10-11:00 2.防災気象の現状と将来 日野 修(名古屋地方気象台) 11:10-12:00 3.集中豪雨のメカニズム 坪木和久(名古屋大学) 13:00-13:50 4.ドップラーレーダによる雨と風の監視 石原正仁(関西航空地方気象台)14:00-14:50 5.質問コーナー 14:50-16:00 参加費:900円(テキスト代500円を含む)
問い合わせ先: 名古屋市千種区日和町2―18 名古屋地方気象台予報課 日野 修 TEL:052-751-5125 名古屋市千種区不老町名古屋大学大気水圏科学研究所 永尾一平 TEL:052-789-3484 nagao@ihas.nagoya-u.ac.jp