日本気象学会29期第11回常任理事会議事要旨
日時
1997年9月8日(月) 13時30分〜17時45分
場所
気象庁内気象学会事務局
出席者
松野,関口,二宮,藤部,村松,住,新野,木田,城尾,竹村,塩原 以上11名
その他の出席
事務局(舘)
議事
1. 第29期第10回常任理事会議事録の確認
2. 各委員会報告
〔庶務〕
- 転載許可:1件
1995年度秋季大会講演予稿集(68)p.288 第2図
古今書院より,「地球温暖化と日本−自然・人への影響予測一」刊行のため
- 後援名義等使用依頼受付:2件
- 第12回「大学と科学」シンポジウム(セッション名:マグマと地球)の後援
公開シンポジウム組織委員会主催,1997年11月1〜2日,新潟万代市民会館
- 第35回理工学における同位元素研究発表会の共催
日本アイソトープ協会主催,1998年6月29日〜7月1日,開催場所未定
- 第32回宇宙空間科学COSPAR総会の募金活動への協力依頼 8月11日
日本学術会議・宇宙空間研究連絡委員会委員長COSPAR副会長より
- 国際学術会議国際学術協力事業研究連絡委員会報告の受領 8月11日
「国際学術協力事業推進の実態と問題について
−今後の日本学術会議ならびに我が国の諸機関の対応への提言を中心に−」
- 第24回(平成9年度)日産学術研究助成の候補の推薦 8月28日
甲斐 憲次会員 筑波大学地球科学系・講師
加藤内蔵進会員 岡山大学教育学部理科教室・助教授
- 第15回風工学シンポジウム第1回運営委員会報告の受領 9月1日
同シンポジウムは1998年12月2〜4日開催,論文応募の締切,同5月29日の
予定.気象学関係の査読委員として資源環境技術総合研究所の吉門洋氏を加え,
京都産業大学の藤井健氏と共に2名とすること他.
- 第17期日本学術会議第5部委員の推薦 文書提出9月9日の予定
「自然災害工学専門委員会」 二宮洸三常任理事
「水資源学専門委員会」 武田 喬男会員
- 第35回理工学における同位元素研究発表会の共催参加の依頼 9月5日
常任理事会として,運営委員には引き続き気象研究所廣瀬勝巳会員に依頼する方
向とし,分担金3,000円を支出することを承認.
- 地理学協会連合(仮称)準備会の第1回会合への参加依頼 9月1日
1997年10月10日,愛知大学豊橋校舎 新本館5階第3/4会議室にて.
常任理事会として,中部支部から出席してもらうよう依頼することに決定.
- 電子図書館サービス利用者登録の申請状況 (第9回常任理事会議事録参照)
22名 (9月3日現在)
- 会費請求書の送付
賛助会員 8月8日
気象官署上半期分 9月2日
- 気象学会秋季大会と第29期第4回理事会の会場の連絡
大会:北海道大学 学術交流会館及び百年記念会館
理事会:ファカルティハウス (10月7日17時〜)
〔会計〕
〔天気〕
- Vol.44 No.9(1997年9月号)掲載記事と,同No.10〜11号掲載予定記事の紹介.
〔気象集誌〕
- Vol.75 No.5(1997年10月号)掲載論文と記事の紹介.
〔気象研究ノート〕
- 1997年度の発行計画(189号以降)の紹介.
これまで発行計画に挙げられていたものの進捗状況を確認し,著者とも打ち合わ
せて,可能なものは作業を促進し,困難なものは再調整して,計画を見直した.
- 189号「1993/1994年夏の異常気象」 校正に入り,11月発行の予定.
〔講演企画〕
〔教育と普及〕
- 第31回夏季大学の実施状況
- 「教養と気象学」の改訂版の編集状況
- 学校科目「地学」関連学会連絡協議会第10回会合の報告
〔各賞〕
- 第29期(第2年度)学会外各賞の推薦委員会議事の報告
井上学術賞,東レ科学技術賞,猿橋賞,日産学術研究助成については候補者を推
薦し,日産科学賞,朝日賞,三宅賞,沖縄研究奨励賞は推薦を見送った.
今後,推薦手続きの時間的余裕を取るため,作業の開始を早めるようにする.
〔電子情報〕
- 気象学会BBS(電子掲示板)廃止
お知らせを「天気」に掲載する.廃止は本年12月をめどとし,事情を確認する.
3. 会員加入状況
新入会員16名を承認,退会員2名の報告.会員数4,678名(内,通常会員4,163名).
4. 国際オゾンシンポジウムの後援
国際オゾン委員会(IOC/IAMAS)事務局のD. R. Bojkov博士から東京大学
小川教授宛,2000年に開催される標記会議に対する日本からの招請を正式に受諾し
た旨,連絡があった.
IOCが主催し,日本気象学会の他,世界気象機関,気象庁,宇宙開発事業団などが
後援の予定で,2000年夏の6日間札幌で開催される見込み.当学会としては,これ
までの同種の会議と同程度の分担をする方針で,取り組みを検討する.
5. 秋季大会開催にかかわる本部交付金の増額(北海道支部向け)の承認
北海道支部より,ポスターセッションの申し込みがこれまでの実績より大幅に増加し,
設備器財費が当初予算を超えたので,交付金の増額依頼が届いた.
97年春季大会から大会運営方式を変更したことが影響しているものと推定され,常任
理事会として増額を承認する.今後の学会運営にもかかわっており,次の理事会で問
題を検討する.
6. 第29期第4回理事会の開催
10月7日,北海道大学で開催される標記理事会の検討課題は,当面,以下の通り,
評議員選出に関する定款の改訂,名誉会員の提案,事業計画,予算案の決定手続き,
技術研修制度の検討,学会大会の運営形態見直しに関する問題,国際オゾンシンポジ
ウムの後援,会員名簿の記載形態の見直し.
さらに全国理事からの提起を求める.
7. 臨時理事会の開催 学会の事業計画及び収支予算の議決関連
社団法人として,学会の事業計画及び収支予算の文部省への報告は理事会の議決によ
る承認を経て届け出ることが定款第48条に規定されている.今後,この規定通り実
施するため,3月後半に理事会を開催することにする旨,報告があり,承認された.
8. 第30期役員選挙
第30期役員の選出のため,1998年2月に会員による選挙の準備を開始する必要があ
り,この全体的日程と選挙管理委員長依頼手続きを始めることが,庶務担当理事から
提案され,承認された.
9. その他
- 気象学会による技術研修等の検討(第10回常任理事会議事録関連)
総合計画担当理事より,目的,事業内容,名称,運営組織などについて,検討状況が
報告された.次の理事会でさらに議論を続けることになった.
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