日本気象学会第30期第5回常任理事会議事録
日時
1998年12月14日(月) 13時30分〜16時20分
場所
気象庁内気象学会事務局
出席者
廣田,二宮,木田,城尾,関口,竹村,田中(博),中村(誠),新野,藤部,村松 以上11名
その他の出席
事務局(舘)
議事
- 第30期第4回常任理事会議事録の確認
- 各委員会関連議事
〔庶務〕
- 後援名義等使用の許可:4件
- 第31回乱流シンポジウム・第10回計算流体シンポジウム・第4回環境流体シンポジウムの協賛
(社)日本流体力学会主催,1999年7月29〜31日,工学院大学新宿校舎(東京都新宿区西新宿)にて.
- 第14回北方圏国際シンポジウム−オホーツク海と流氷−の後援
紋別市,(社)北方圏センター,オホーツク海・氷海研究グループ主催,1999年1月31日〜2月4日,紋別市民会館・紋別文化会館(北海道紋別市)にて.
- 第6回「アジア学術会議−科学者フォーラム−」の後援
日本学術会議主催,1999年3月15〜18日,日本学術会議(東京都港区六本木)にて.
- 第27回可視化情報シンポジウムの協賛
可視化情報学会主催,1999年7月7〜9日,工学院大学新宿校舎(東京都新宿区西新宿)にて.
- 「アジア学術交流促進事業」への協力依頼 日本学術協力財団より 11月24日
協力することに決定した.なお,本件は上記の後援名義等使用の許可(3)項と関連しているが,当事業のプログラムを入手し内容を確かめ,当学会の活動に有意義の場合は,学会関係者に情報を周知し参加を促すこととする.
- 調査等への回答依頼 日本学術会議より 11月24日
- 平成11年度における学術研究集会等開催予定の調査
- 国際会議開催状況に関するアンケート (1994年4月〜99年3月の間)
- 「堀内賞メダル図案」採用者への薄謝
応募図案の採用された椋尾尚司氏(気象業務支援センター)に薄謝進呈を決定.
- 平成11年度文部省「研究成果公開促進費」研究成果公開発表(B)の申請状況
- 北海道支部 市民気象大学講座「北見周辺の気象と自然特性」
平成11年10月16日,北見東急イン(北海道北見市)にて.
- 東北支部 講演会「岩手の気象災害軽減を目指して」
平成11年8月5日,エスポワールいわて(岩手県盛岡市)にて.
- 藤田哲也名誉会員死去に伴う対応 11月20日
名誉会員死去の際,国内の場合は弔電と花輪を送ることになっているが,藤田会員が米国在住のため弔電送付のみとした.今後,追悼文を「天気」に掲載予定.
- 1999年度「猿橋賞」受賞候補者の推薦 京都大学佐藤薫助手 11月25日
- 1999年度会費請求 個人のグループ別会員宛 11月25日
- 1999年度会費請求 個人会員宛 12月 1日
- 「気象科学事典」の印税受領 東京書籍(株)より 11月30日
- 平成11年度学術定期刊行物計画調書(気象集誌)の提出 文部大臣宛 12月 1日
- 1998年度秋季大会収支報告の受領 東北支部より 12月 7日
〔会計〕
〔天気〕
- Vol.45 No.12(1998年12月号)掲載記事と,Vol.46 No.1〜No.2号掲載予定記事の紹介
なお,1998年の総ページ数は930で,昨年より18ページ程度多かったことが報告された.
〔気象集誌〕
- Vol.77 No.1(1999年2月号)掲載予定論文の紹介
〔気象研究ノート〕
- 1998年度の編集作業進捗状況の紹介
「つくば降雨観測実験」(193号)は正月明けに発刊,「気象測器−高層観測」(194号の予定)は第一校を済ませ,「陸面過程の現状と将来」(195号の予定)はまもなく校正に移る予定.
〔講演企画〕
- 1999年春季大会の予定
専門分科会は4件予定し,口頭発表も行う.シンポジウムの内容は現在検討中.
〔総合計画〕
- 講習会
初級の講習会が順調に進んでいる旨,報告された.講習会の開始前に開催案内を配布しただけであるが,内容につき「天気」での紹介を検討していること,今後の計画および地方開催については現在構想中であることが報告された.
「天気」での紹介には,今後の予定と,採り上げる内容についても記述して欲しい旨,希望が出された.
- 地球環境科学関連協議会
同懇談会を12月15日に開催する予定.
〔教育と普及〕
- 「新 教養の気象学」
評判が良く,重版を予定している.併せて図の参照等を加えるなど,細部の修正を行う予定.
〔電子情報〕
- 1998年11月の気象学会ホームページのアクセス状況 (42,989件)
- 研究者向け気象データ提供ネットワークの検討 (第4回常任理事会議事録参照)
必要な情報の提供源である気象庁の担当窓口に対し,今後協議したい旨,11月に申入れを行い,了解が得られた.
- 会員加入状況
新入会員12名を承認.12月7日現在,会員数4,765名(内,通常会員4,230名).
- 1999年度秋季大会の収支見通し
当大会の開催担当である九州支部から,収入が大幅に不足する見通しであるとして本部からの支援可能性につき照会があった.
これに関し,基本的に必要な経費は本部が賄うことになっているが,検討材料を得るため,当支部に対し収支の内訳等を照会することになった.
なお,本件に関連し,最近大会開催費が高騰し本部交付金では定常的に不足する状態となっているとの指摘があり,新しくきれいな会場にこだわらず,経費の切り詰めに努めるよう各支部に要請する必要があるとの意見が出された.
今後,各支部での状況を確かめると共に,大会運営の収支を保つ仕組みの検討など,今後の方策について検討するため,次の理事会に諮ることになった.
- 「天気」記事の英文著者抄録の利用許可申請
科学技術振興事業財団より標記の申請があり,申請通り許可することに決定.
- 第30期評議員の選考 (第4回常任理事会議事録参照)
評議員の候補として前理事会で名の挙がった方々の内諾が得られたので,全国理事の承認を得た上で,事務手続きをとることになった.
- 1999年度事業計画(案)
事業計画について検討した.
- その他
地球物理関連学会の会長懇談会
IUGGの2003年大会開催への取り組み,IUGGの国内対応組織結成の検討などのため,標記の懇談会が12月16日開催予定であったが延期になったことが,理事長より報告された.
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