日本気象学会第30期第11回常任理事会議事録

日時

 1999年6月21日(月)13時30分〜17時00分

会場

 気象庁気象学会事務局(8階)

出席者

 廣田、二宮、神沢、木田、澤井、関口、田中(博)、中村(誠)、新野、藤部、山岸 以上11名

その他の出席者

 舘(事務局)

議事

  1. 第30期第10回常任理事会議事録の確認
  2. 各委員会関連議事
  3. 庶務 会計 天気 気象集誌 気象研究ノート 総合計画 教育と普及 電子情報

  4. 会員加入状況
  5. 新入会員15名を承認、退会4名.6月10日現在、会員数4,666(内、通常会員4,136名).

  6. 山本・正野論文賞の推薦(報告)
  7. 山本・正野論文賞選考委員会より、1999年度の山本・正野論文賞候補者として2件2名の推薦があり、理事会の投票により可否を決定することになった.

  8. 堀内賞候補者の推薦(報告)
  9. 堀内賞選考委員会より、1999年度の堀内賞候補者として2件2名の推薦があり、理事会の投票により可否を決定することになった.

  10. 奨励賞候補者の推薦(報告)
  11. 奨励賞推薦委員会より、1999年度の奨励賞候補者として2件2名の推薦があり、投票により理事会の可否を決定することになった.
    奨励賞の受賞者には、受賞対象となった研究調査内容の紹介や研究調査上での苦労などについて「天気」に寄稿頂くように依頼する.

  12. 2000WPGMおよび2003IUGGへの対応について
  13. 2000WPGM関連: 組織委員会・実行委員会が6月7日に開かれた。大会は、代々木青少年センターで合同大会終了後引き続いて行われる予定である。気象学会としては、他学会と共同でいくつかのセッションを受け持つことになりそうである。開催に関わる経費について、赤字が出た場合、参加各学会の負担がどうなるのかといったことなどが議論になり、今後つめる必要がある(その後の組織委員会の議論で、経費は最終的にはAGUが責任を持つとの了解が得られた)。

    2003IUGG関連: 実行委員会を早く立ち上げる必要があり、気象学会からも実行委員2〜3名を考えておくように宿題が出た。次回7月の常任理事会で実行委員2名を決めたい。正式な依頼状は地球物理研連からくるはずである。開催に係わる経費については、平成9、10年度に20万円ずつの負担を行ったが、11、12年度も同額の負担が必要である。さらに、IUGG開催が正式に決定された場合、気象学会として総額100万円のオーダーの負担が必要となろう。具体的な費用額は、実行委員会が動き出した後、気象学会に経費負担の打診がなされる予定。

  14. 日本学術会議より「科学研究費補助金の審査委員候補者の推薦(依頼)」
  15. 標記依頼に対し、細目「地球化学」の第1段審査委員候補者を2名、分科「地球科学」の第2段審査委員候補者を1名、それぞれ推薦することに決まった。

  16. 総会成立(2分の1条項達成)のための方策について
  17. 各理事から事前に寄せられていた案をもとにして、議論が行われた。議論の大筋は以下の通りである。

    通常会員約4,100名の内、気象官署や大学、研究機関等の何らかの組織に属する会員が約1,900名、それ以外の会員が約2,200名である。組織に属する会員については、連絡のルートがはっきりしているので、可能な限り多数の委任状が集まるような連絡体制を作る必要がある。しかし、これだけでは半数に足りないので、組織に属していない会員から、どれだけ多くの委任状を集められるかが問題である。そのために、委任状の提出方法について、葉書以外に電子メール、ファックス等の多様化が可能かについて検討すること; 「天気」や往復葉書、電子メール等の手段によって、委任状の提出の催促を何度か行うようにすること; 定款改訂の内容について全会員に周知すること; 今後の方針を決めるために今年度の総会における委任状の集約状況の分析を行うこと; 等の議論がなされた。
    「天気」を通じた委任状提出の呼びかけ、総会議案の掲載などについて、総会の時期を睨んだ適切なタイミングが重要であることから、具体的方策と各方策を実施する時期についての案を秋までに作成することになった。また、各組織毎の委任状収集体制構築について検討を行う担当、総会不成立の場合の対策を検討する担当をおくことに決まった。これらについて、引き続き木田理事が中心となり具体案を検討することになった。


日本気象学会ホームページへ