日本気象学会第30期第17回常任理事会議事録
日時
2000年2月21日(月)13時30分〜16時30分
会場
気象庁気象学会事務局(8階)
出席者
廣田、二宮、上窪、木田、澤井、田中(博)、中村(誠)、新野、藤部、村松 以上10名
その他の出席者
舘(事務局)
議事
- 第30期第16回常任理事会議事録の確認
- 各委員会関連議事
庶務
- 転載許可:7件
- 気象集誌及び天気に掲載された論文・図の利用許可
法政大学文学部地理学教室内気象学談話会より
- 気象集誌に掲載された論文の利用許可 4件
J. Meteor. Soc. Japan、77(1999)p583-593、p615-635、p887-906、P1137-1149
- 天気に掲載された欧文要旨と図表 1件
天気 46巻 p567〜575
以上、“Japanese Progress in Climatology“への転載
- 気象集誌に掲載された論文 2件
- J. Meteor. Soc. Japan、77(1999)p595-614
総合研究大学院大学の学位論文集への転載
- J. Meteor. Soc. Japan、65(1987)p259-277
気象研究所刊行「環境における人工放射能の研究1954-1999」論文集への転載
- 後援名義等使用依頼受付:3件
- 名称:水資源シンポジウム「国連水の日-21世紀の水資源システム展望-」
- 主催:日本学術会議水資源学専門委員会、水文・水資源学会、国土庁
- 期日:2000年3月30(木)
- 場所:日本学術会議講堂(港区六本木7-22-34)
- 名義:後援
- 名称:インターアカデミーパネル2000年会議
- 主催:日本学術会議
- 期日:2000年5月15(月)〜18日(木)
- 場所:東京国際フォーラム
- 名義:後援
- 名称:第8回アジア学術会議
- 主催:日本学術会議
- 期日:2000年5月13(土)〜18日(木)
- 場所:ホテルニュ-オータニ及び東京国際フォーラム
- 名義:後援
- 日本学術協力財団より、インターアカデミーパネル及びアジア学術交流促進事業への協力依頼:標記事業に対し、これまで通り1口1万円で参加することとした。
- 日本学術会議会員候補者および推薦人の選任について選考委員会より理事長に報告(2000年1月17日)。
- 1999年度秋季大会の決算報告。
- 「 国際オゾンシンポジウムについて」:北海道支部からの問い合わせ。気象学会としては、標記シンポジウムの運営に直接かかわっていないため、支部に協力を依頼することはないことを回答。
- 日本学術会議に第18期会員候補者の届を2月15日に、推薦人及び推薦人予備者届出書を2月17日にそれぞれ提出。
- 会費請求:団体会員・特別会員(2000年1月18日)、書店等(2000年1月20日)の請求書発送完了。
- 中島映至会員が第7回日産科学賞受賞決定(2月18日通知)。
- 原薗芳信会員(1999年度堀内賞受賞者)より10万円の寄付。
会計
天気
- Vol.47No.2(2000年2月号)掲載記事とNo.3,4号掲載予定記事の報告.
- 「天気」に掲載された記事については、そのコピーを著者のホームページに掲載することを認めることとなった。記事の著作権が日本気象学会に属すること等、掲載に際し、著者に併記を義務付ける文の文案が、天気編集委員会から提案され、その内容について検討と議論がなされた.
気象集誌
- Vol78,No.2(April2000)掲載記事の紹介.
気象研究ノート
- 編集作業進捗状況の報告.
「台風・予報と解析」を197号として3月中に、「温帯低気圧の力学」を198号として3月以降に発行の予定.
教育と普及
- 第34回夏季大学のテーマが、「雲」に決まったことが報告された.
電子情報委員会
- 気象学会ホームページアクセス状況(1999年12月1日〜1999年12月31日および2000年1月1日〜2000年1月31日)および新規掲載事項の報告.
- 会員加入状況
新入会員12名を承認、退会17名.2月15日現在、会員数4,565(内、通常会員4,031名).
- 2000年度学会賞・藤原賞の推薦
それぞれの推薦委員会から,学会賞候補者として1名,藤原賞候補者として2名の推薦があり,常任理事会として受理し,全国理事の投票により決定することになった.
なお,今後各賞の推薦数をもっと増やすため,対象者をより広く探す努力が必要との問題提起があった.
- 2000年度事業計画案・予算案について
2000年度事業計画案および予算案について検討が行われ、常任理事会として了承された。今後第6回理事会で検討を行ない、総会に議案として提出される.
- 第6回理事会の議題について
3/22(水)に開かれる第6回理事会では、2000年度事業計画案・予算案、総会成立へ向けた取り組み、地球環境問題への取り組みなどについて話し合われる.
- その他
- 中島映至会員の日産科学賞受賞が決定したことに関連し、会員が学会外部の賞を受賞した場合にも、それを広く会員に知らせる必要がある;学会推薦の場合には、各賞担当が「天気」学会だよりに報告を書く;学会推薦以外の場合にはふさわしい人に「会員の広場に」への投稿を依頼するということで、確認がなされた。
- 総会成立の方策についての進捗状況の報告および「天気」3月号への掲載記事の提案と検討が行われた.また、総会成立の条件が変更されたことに伴い、総会成立のために多大の金と人が必要になっている.そこまでして社団法人を続ける必要があるのかという問題提起が1会員からなされたことについて、議論が行なわれた.その概要は以下の通り:社団法人をやめるということを第一の手段として選ぶべきではない.まず、総会成立に向けてあらゆる手を尽くしてたい.そして、それでも総会を成立させることができないような場合に、社団法人をやめるということも一つの手段として考えるべきである.
- 地球惑星科学関連学会合同大会について現状報告と今後の課題についての問題提起がなされた.内容は以下の通り:合同大会は規模が大きくなり、これまでのような各学会による持ち回りによる運営が難しい状況となってきている.今後どのように運営していくのかについて、現在検討が行なわれている状況である.気象学会も、今後合同大会にどのように対応していくのかをはっきりさせる必要がある.シンポジウム参加という形での参加はありうるが、学会大会を合同大会で開催するということについてはデメリットが大きいという議論が行われた.
日本気象学会ホームページへ