日本気象学会第30期第18回常任理事会議事録
日時
2000年3月22日(水)13時30分〜15時00分
会場
気象庁観測部会議室(6階)
出席者
廣田,二宮,上窪,木田,澤井,住,関口,田中(博),中村(誠),新野,藤部,山岸,以上12名
その他の出席者
舘(事務局)
議事
- 第30期第17回常任理事会議事録の確認
- 各委員会関連議事
庶務
- 後援名義等使用依頼受付:3件
- 名称:第2回大気・環境・宇宙リモートセンシングに関するSPIE国際アジア−太平洋シンポジウム
- 主催:米国光学技術学会
- 期日:2000年10月9(月)〜12日(木)
- 場所:仙台国際センター
- 共催団体:宇宙開発事業団・東北工業大学
- 名義:協賛
- 名称:可視化情報学会全国講演会(札幌2000)
- 主催:(社)可視化情報学会
- 期日:2000年10月7(土)、8日(日)
- 場所:北海道工業大学(札幌市手稲前田7条4-1)
- 名義:協賛
- 名称:第17回エアロゾル科学・技術研究討論会
- 主催:日本エアロゾル学会
- 期日:2000年8月2(水)〜4日(金)
- 場所:広島大学理学部
- 名義:共催
- 転載許可:気象集誌に掲載された論文・図2件
- J. Meteor. Soc. Japan、61(1983)p678-685を「 環境化学物質の最新計測技術」への転載。
- J. Meteor. Soc. Japan、61(1983)p352のFig.5、p.353のFig.6を養賢堂刊行「山の大気環境科学」への転載。
- 学術会議より科学研究費補助金に係る審査委員候補者の推薦依頼。
- 学術会議より科学研究費補助金に係る審査委員候補者の推薦に関するアンケート調査。
- 学術会議より第18期会員推薦に当たっての女性候補者の推薦について調査依頼。
- 朝倉書店より「新教養の気象学」刊行通知:2刷のうち未製本の200部を製本(残200部)(2月21日)。
- 平成11年度「東レ科学技術賞」について当学会から推薦した候補者は選考に漏れた旨通知があった(2月21日)。
- 2000年度「学会賞」「藤原賞」受賞者決定投票結果について:
全理事による投票の結果、学会賞に斉藤和雄会員(気象研究所予報研究部)、藤原賞に菊池勝弘会員(秋田県立大学生物資源科学科)および佐々木嘉和会員(オクラホマ大学名誉教授)の2名が決定した。
- 学会事務局のプリンター更新.
- 日本気象学会第31期役員候補者選挙の結果について(報告):
標記について、選挙管理委員会から書面による報告がなされた。また、選挙管理委員会において、「役員選挙実施のためには、多大の人的資源とお金が必要である.今回のような役員定数と候補者数が同じような場合には、手続きを簡略化するなど工夫ができないか.」という意見が出されたことが報告された.
このことにつき、次のような議論がなされた:
今回のように立候補者が役員定数ぎりぎりというような状況は、好ましい姿ではない.選挙の方法もそうであるが、立候補者が多数出て選挙が活発になるような状況をいかに作っていくかといったことについても、次期理事会において議論していく必要がある.
会計
天気
- Vol.47No.3(2000年3月号)掲載記事とNo.4、5号掲載予定記事の報告.
2月号に落丁・乱丁があったが、見つかっているのは今のところ気象大学校に配布された4部のみで、原因はよくわかっていない.3月号にお詫びの記事を載せる.3月号に総会参加ハガキについての記事が載るが、ハガキの回収率をより高めるために4月号にも関連記事を載せる.
気象集誌
- Vol.78No.3(June 2000)の掲載内容の報告.
講演企画
- 大会についての印象として、分科会が少ない、少し定形化してきているといったことが挙げられる。大会および合同大会をどうするのか、また、参加費値上げの問題など検討課題がある。
教育と普及
- 委員会の報告.
- 会場確保の都合で今年の夏季大学は、例年と違い8月23日(水)〜25(金)に設定した.タイトルは「雲をつかむ」.
電子情報
- 2000年2月の気象学会ホームページへのアクセス状況、および1999年1月から12月までのアクセス一覧の報告.
- 会員加入状況
新入会員26名を承認、退会13名.3月15日現在、会員数4,580(内、通常会員4,045名).新入会員の住所が「天気」に載せられることについて、個人情報の取り扱いについての最近の情勢から見て検討する必要性はないか議論がなされた.このことについて、入会の際に住所を掲載したくない人には、その意志表明ができるようなオプションを設けることになった.
- 和達国際会議開会補助金の依頼
第2回和達国際会議が2001年3月7−9日に開催される.これについて、資金援助の依頼が会議実行委員長よりあった.1995年11月7−9日に開催された第1回会議においては、国際学術交流委員会から補助金を支出したことから、同委員会で検討することになった.
- その他
- 理事長より、地球物理学関連学会長・理事長等懇談会について報告が行なわれた。
地球物理学関連学会長・理事長等懇談会が3/25(土)に開かれる。議題としては、2003年IUGG、地球惑星科学関連学会合同大会などがある。IUGGについては、組織委員会が立ちあがり、今後各学会の対応などが検討課題となる。合同大会については、気象学会としては従来どおりの態度で臨むことを確認した。
上記懇談会はこれまで、規模の大きい気象学会、地震学会、地球電磁気学会の3学会が持ち回りで世話役を勤めてきた.それが一回りして、今回は気象学会の番となる.これまで通り気象学会は世話役を勤めることが確認された.
- 地球物理学関連学会合同大会連絡会の報告
有志案として、大会の事務的作業を業者に任せるという案が出されている.このことにより運営の手間がかなり軽減されるが,参加費は12、000円ぐらいとやや高く設定することが必要となる.この案に対し、参加費が高くなるという理由で,地震学会と超高層学会が反対している.気象学会としては、1日券を提案しているがこの件はペンディングなっている.
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