日本気象学会第31期第13回常任理事会議事録
日 時
2001年9月10日(月)13時30分〜16時00分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
廣田、勝山、澤井、住、田中(博)、新野、藤部、萬納寺、山岸、以上9名
その他の出席者
舘(事務局)
議事
- 第31期第12回常任理事会議事録の確認
- 各委員会報告
庶務
- 風に関するシンポジウムについて
2000年度の幹事学会(土木学会)から、昨年度行われた討議の要点の報告が送られてきた。
- 第17回風工学シンポジウム第1回運営委員会議事録
気象学会は第17回風工学シンポジウムの幹事学会であり、8月24日に運営委員会が気象学会事務室で開催された。予稿などの郵送受付と管理、金銭管理などを気象学会で行う。
- 学協会との連絡会議の開催について
国立情報学研究所の電子図書館に関連する会議が開催される。集誌または天気担当の理事が出席する。
- 2001年度日本気象学会秋季大会授賞式次第(案)
- 事務局のパソコンの更新について
第31期第11回常任理事会で承認されたパソコンの更新が行われたことが報告された。
- 2001年度「朝日賞」候補者を推薦(8月27日)
- 平成13年度日産学術研究助成の候補者を推薦
- 平成13年度井上学術賞候補者を推薦
- 会費請求:賛助会員(8月10日)、気象官署上半期分(9月3日)
- 第38回理工学における同位元素研究発表共催分担金(3、000円)振込(7月27日)
- 日本気象学会秋季大会・理事会会場
- 大会会場:岐阜県民文化ホール未来会館
- 理事会会場:中会議室(5階)
- 地球物理関連合同連絡会に近藤理事が出席予定
会計
天気
- Vol.48 No.9(2001年9月号)の掲載記事とVol.48 No.10、11掲載予定記事の報告。
- 現在印刷している三報社では1ページ1000円以下でPDFファイルを作れる。来年頭からPDFを残すこととした。
気象集誌
- Vol.79 No.6で10編受理した。
- 現在印刷している学術図書では印刷費用に10%(年間60-80万円)加えてPDFファイルを作れる。来年頭からPDFを残すこととした。
- ファイルをどこに置くか、パスワードの管理などの問題があり、電子情報委員会のボランティア的活動だけではオンラインジャーナルの維持管理が手におえないことが指摘された。
- 多額の研究成果公開促進費が交付されている学会はそれ相応の出版費用がかかっていることがわかった。
気象研究ノート
講演企画
- プログラム編成を行った。
- 学会のあり方に関して次のような議論があったことが報告された:会場の数を増やすよりも期日を伸ばす方が良い。土曜に通常どおり開催して本当に人が集まるのか。土曜に違う場所で行うのも良いのではないか。ポスター、専門分科会はこのまま続ける。
これに対して次のような意見があった:土曜日は教員向けというようにターゲットを絞ってはどうか。土曜だけの参加なら会費が安くなるようにしてはどうか。土曜開催はシンポジウムのような形式でまずやってみる、という色合いがあろう。
総合計画
- 12月に気象技術講習会「リモートセンシングによる気象観測」が開催される。
教育と普及
- 学習指導要領、教育現場で使える教材、気象学と社会との接点、をキーワードにして今後議論して行きたい。
- 秋季大会の3日目に気象教育連絡会が開催される。観測データをリアルタイムで流す問題(e-気象台関連)、教材作成の方針が今後問題となるのではないか。
国際学術交流
電子情報
- 2001年7月5〜31日の気象学会ホームページのアクセス状況(64,563件)
- 2001年8月の気象学会ホームページのアクセス状況は国立情報学研究所のシステム不調の故か、不明。
- 7-8月のメイリングリスト1通。
- 田中博理事が支援センタ経由で気象庁領域モデルなどのGPVを受け取り、読めるようになった(年間300万円)ことが報告された。これに関して次のような議論があった: 大学が費用を分担してデータを研究・教育用に定常的に得られるような仕組みを作ってはどうか。支援センタ設立時からデータ流通の環境が大きく変化している。支援センタがアーカイブしているデータを自由に取り出せると良いのだが。学会でユーザの立場・要望をまとめて学会と支援センタとの間で話し合う場を設けてはどうか。
- 会員の新規加入などについて
新入会員20名を承認、退会2名。8月31日現在、会員数4,635名、(内、通常会員4,088名)。
- 第32期役員選挙について
- 選挙管理委員会を立ちあげることとする。まず委員長を依頼する。
- 最近、理事の候補者が定員の数しか出てこないことに問題はないか議論され、次のような意見があった:学会がなくなると困るが、定型業務で運営されているような現在の状態で困らないと多くの人が思っているのではないか。自分で学会の運営に乗り込んで改革したいと思う人がいないのではないか。学会の運営と個々の会員が遊離しては困る。
- 第31期第5回理事会の議題について
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