日本気象学会第31期第19回常任理事会議事録
日 時
2002年3月25日(月)10時30分〜11時10分
会 場
気象庁予報部会議室 (気象庁4階)
出席者
廣田、二宮、勝山、木田、澤井、関口、田中(博)、新野、藤部、山岸、以上10名
その他の出席者
舘(事務局)
議事
- 第31期第18回常任理事会議事録の確認
- 各委員会報告
庶務
- 後援名義等使用依頼受付
- 名義:雷サミット−自然を活かした市民の「学び」−
- 主催:雷サミット実行委員会
- 期日:平成14年3月23日(土)、24日(日)
- 場所:鶴岡タウンキャンパス・キャンパスセンター棟西側1F 山形県鶴岡市馬場町14−1
- 名義:後援
- 名義:第19回エアロゾル科学・技術研究検討会
- 主催:日本エアロゾル学会
- 期日:平成14年8月6日(火)〜8日(木)
- 場所:京都大学
- 名義:共催
- 第32期選挙管理委員会からの報告
「日本気象学会第32期役員候補者」選挙管理委員会委員長より第32期役員候補者選挙結果について報告を受けた。
- 第39回理工学における同位元素・放射線研究発表会第2回運営委員会報告
- 科学技術費補助金に係る審査委員候補者の推薦について(依頼)
細目「地球宇宙化学」の第1段審査委員候補者、分科「地球惑星科学」の第2段階審査委員候補者各1名の推薦依頼を受けた。推薦候補者がある場合には3月中に理事長までメールにて推薦を行う。理事長と庶務担当理事で推薦された候補者の中から該当者をあたることとした。
- 平成13年度科学研究費補助金(研究成果公開促進費)実績報告 3月14日に提出した。
会計
天気
- Vol.49 No.3(2002年3月号)の掲載記事とVol.49 No.4(2002年4月号)掲載予定記事の報告。
- 3月号には総会参加ハガキの提出のお知らせを掲載する。
- 5月号から「気象」から引き継ぐ記事を2ヵ月遅れで掲載する。
- 気象集誌の目次については1ヵ月遅れで組版し、pdf化する。
気象集誌
- Vol.80 No.3の内容を報告。
- 3/8編集委員会を開催。12編を受理した。
- J-STAGEによる電子ジャーナルの公開は4月後半からとなる予定。
気象研究ノート
- 201号「アンサンブル予報」3月25日に納本予定。
- 「ニューラルネット」を書店に置きたいとの希望があるが、定価の付け方、書店取り次ぎと流通経路の確立が定まっておらず結論が出ていない。
講演企画
教育と普及
- 夏期大学のテキストのCD-ROM化を検討中。テキストの売れ行きが芳しくなく定価を下げるためにカメラレディの原稿を講演者に用意していただくことを検討中。
国際学術交流
- 日中韓の学術交流について、2月下旬に中国、韓国とコンタクトをとった。
- 日本気象学会の外国籍の会員に対するサービスについて、大会の英文パンフレットを用意するなど検討を行う。
電子情報
- 2002年2月1〜28日の気象学会ホームページのアクセス状況(43,374件)
- GPVデータの公開について進展があったことが報告された。一般会員への現状報告を実施することとした。
- 会員の新規加入などについて
新入会員17名を承認、退会12名。3月15日現在、会員数4,459名(内、通常会員3,916名)。
- 2002年度日本気象学会賞・藤原賞、受賞者決定投票結果について
投票の結果、学会賞2件、3人、藤原賞2件、2人の候補者全てを受賞者と決定した。
- 「学会賞」
- 業績:赤道域成層圏オゾン分布の時空間変動と力学過程についての研究
塩谷 雅人(京都大学宙空電波科学研究センター)
長谷部文雄(茨城大学理学部地球科学科)
業績:熱帯域の気候形成とその変動に関わる大気・海洋相互作用の研究
謝 尚平(国際太平洋研究センター・ハワイ大学気象学教室)
- 「藤原賞」
- 業績:台風および熱帯擾乱に関する数値実験的研究
山岬 正紀(地球フロンティア)
業績:GAMEを中心とするアジアモンスーンに関する研究の推進
安成 哲三(筑波大学教授)
- 水文水資源関連学会会長等懇談会報告
気象学会に「アジア太平洋水文水資源協会」設立の協力依頼があった。その場合学会の連絡窓口担当者を決定すること。第1回国際会議「アジア太平洋地域の水文学および水資源管理に関する国際会議(仮題)」の実行委員会の委員を推薦していただきたい、とのことであった。次回の常任理事会で検討する。
- 大会開催について学会交付金の増額について(依頼)
北海道支部より2002年度秋季大会の学会交付金に対する増額のお願いがあり、支部で最善の努力をした結果、さらに必要な最小限の経費であれば増額を認めることとした。
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