日 時
2004年11月15日(月)13時40分〜17時15分
会 場
東京管区気象台会議室(気象庁8階)
出席者
廣田,古川,岩崎,住,多田,新野,藤部,板東,以上8名.
その他の出席者
島村,渡辺(事務局)
議 事
- 第33期第3回常任理事会議事録の確認
- 第33期第2回理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告 庶務
- 転載許可
- 仙台市博物館より,気象研究ノート第147巻p.94の第8.3図(三上岳彦, 1983)の仙台市史「通史編5 近世3」への転載.
- 渕田信敏氏(気象衛星センター)から,天気第48巻第2号p.69の第4図(佐々 木太一,木村富士夫,2004)の「気象衛星画像の解析と画像−3.7μm画像 への利用―(仮題)」(気象衛星センター)への転載.
- Huang-Hsiung Hsu氏(台湾大学)から,気象集誌第80巻第2号p.316,317の 第3,4図(福富慶樹,安成哲三,2002)の「Intraseasonal Valiability」 (K. -M. Lau,D. Waliser両氏編集)への転載.
- 後援名義など使用依頼受け付け
- 名称:専攻過程講習会「台風」
- 共催:(社)日本気象学会,(財)気象業務支援センター
- 期日:2005年2月3日(木)〜4日(金)
- 場所:(財)気象業務支援センター4F
- 名義:共催
- 名称:第4回ADECワークショップ
- 主催:ADECワークショップ組織委員会
- 期日:2005年1月26日(水)〜28日(金)
- 場所:長崎全日空ホテル・グラバーヒル(長崎市南山手町)
- 名義:後援
- 名称:第20回北方圏国際シンポジウム−オホーツク海と流氷−
- 主催:紋別市,オホーツク海・氷海研究グループ
- 期日:2005年2月20日(日)〜25日(金)
- 3)紋別市民会館,紋別市文化会館
- 名義:後援
- 公益法人調査の回答を10月18日に送付した.
- 北海道支部と東北支部が平成17年度科学研究費補助金に応募した.
- “気象研究ノート”,“天気”,“気象集誌”の各機関誌の印刷業者を入札で決 定した.
- 11月5日に定款の一部改訂について文部科学省の認可が下りた.これを受け“天 気”11月号に定款・細則・規定を掲載する.
- 「『公務員制度改革大綱に基づく措置について』の推進状況調査」の回答を文部 科学省に送付した.
- 出版社著作権協議会より平成14年分配金24,000円の連絡があった.
- 新会員制への登録について,締め切り後の新入会員の登録なども含めて,11月5 日現在で通常会員が771名,特別会員(はがき未投函の会員を含む)が3,045名.
会計
2004年8〜9月分の収支報告
天気
- Vol.51 No.11(2004年11月号)の掲載記事と,Vol.51 No.12(2004年12月号)掲 載予定記事の報告.
- 2003年度秋季大会のシンポジウムの報告を11月号に掲載する.
- 今年度秋季大会における理事長講演の内容を2005年1月号に掲載する.
気象集誌
Vol.83 No.1(2005年1月号)の掲載記事の報告.
気象研究ノート
207号からの販売は学会が直接行なう.
SOLA編集
論文1件を受理し,8件が査読中である.来年1月から論文の掲載を開始したい.
講演企画
- 2005年度春季大会の告示原稿を作成した.
- 期間は2005年5月15日(日)〜18日(水)で総会は大会3日目の17日(火)を予定.
- 大会プログラムは“天気”4月号に掲載の予定.大会参加費について,初日の日 曜日だけの枠を設けるという講演企画委員会の提案を了承した.
- 専門分科会の7件が承認された.
教育と普及
今年度の夏季大学に引き続き気象知識の普及を進める方向で活動する.
電子情報
- 2004年9月1日〜10月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(9月91,672件, 10月93,841件).
- アクセス数は夏季よりも減少したが,昨年よりも大幅に多い状態が続いている. 秋季大会関連ページや,更新された各賞受賞者リストへの関心が高い.
- 気象学会の新しい電子レター誌“SOLA”の創刊と投稿受付開始のお知らせを掲載.
- 科学技術振興に関する意見募集記事を掲載.
- 2005年度春季大会の専門分科会の実施方式とコンビーナの募集記事を掲載した.
- 2005年度秋季大会の日程と場所(予定)を掲載した.
- 会員の加入・退会
新入会員20,退会7を承認.11月11日現在,会員数4,261名(内,通常会員3,816名).
- 支部活動改善のための予算措置について
1996年以降の各支部交付金の推移および秋季大会開催経費について確認した.支 部交付金は各支部の会員数に応じた額に定額分を合わせて交付している.春季大 会で提示する予算案の作成に向け,支部交付金の増額および最近の秋季大会支給 経費の増額実績について検討することとなった.
- 大会予稿集のページチャージについて
2005年度春季大会の総会で以下の内容を提案する.予稿集の投稿料という形を取 ること,免除規定を設けること,事前振り込みを原則とすることおよび請求書の 送付先を指定させること.
投稿1件あたりの金額案を含め,総会までに“天気”で趣旨を周知する.総会で 承認が得られれば2005年度秋季大会から実施したい.
- 理数系教育および地学教育提言について
理数系学会教育問題連絡会に加盟する諸学会が,中央教育審議会に対して教育課 程やわが国における教育のあり方についての提言を行なった.
これを受けて日本気象学会が属する地球惑星科学関連学会連絡会も文部科学省 および関係諸機関に対して社会の持続的発展を促す地学教育のための提言を行い, 日本の初等・中等・高等教育における地学教育の重要性の認識とその発展のため の努力を要望した.
今後,提言の内容を実現するための詳細事項について,同連絡会内で協議を進 めることになる.
- 第33期評議員の確定と第1回会合の日程について
学会活動と社会との接点における啓発やデータ流通等々の抱える問題点につい て提言をいただくべく6名の評議員候補者を確定した.第1回評議員会は2005年3 月7日(月)に開催する予定.
- 日・中・韓気象学会の交流について
住理事が中国気象学会の80周年記念大会に参加し,2005年度春季大会の前に行 なう日・中・韓合同シンポジウムの開催に向けて,各国から参加した学会代表者 らと交流のあり方を議論した.
- 日本学術会議会員候補者の情報提供について
日本学術会議法の一部改正により,同会議の会員の選考について,登録団体の 推薦による方式から同会議が自ら候補者を選考する方式に改められた.ただし, 初回の候補者については,同会議に設置された選考委員会が,登録団体から集め た候補者の情報を基に選考する.
日本気象学会は,まず地球惑星科学関連学会連絡会に気象学会員の中から3名 の候補者を提示した後,同連絡会で集約した全候補者の情報を参考にして,最終 的な候補者約10名を12月の常任理事会で決め,日本学術会議に提示する.
- その他
- (1) 「第42回理工学における同位元素・放射線発表会」への共催参加と運営 委員の選任について
- 共催については連絡済み.前委員の異動に伴い,運営委員の人選を行なっ ている.
- (2) 事務局における規則の整備について
- 文部科学省からの指導により整備した就業規則や会計規則などを了承した. 11月15日から施行する.