日 時
2005年2月9日(水)13時35分〜16時45分
会 場
気象庁総務部会議室(気象庁5階)
出席者
廣田,古川,岩崎,木田,近藤,住,多田,坪田,新野,板東,藤部,以上11名.
その他の出席者
島村,渡辺(事務局)
議 事
- 第33期第6回常任理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告 庶務
- 転載許可
- 佐藤典人氏より,天気第51巻p.816及びp.894の英文要旨の「Japanese Progress in Climatology」への転載.
- 山岸米二郎氏より,気象集誌第49巻p.269の第5図,気象研究ノート第183号 p.109の第8.1図等及び天気第49巻p.636の第4図等の「誰でも出来る気象・ 大気環境の調査と研究」新田尚編(オーム社)への転載.
- 評議員の方へ第1回評議員会(3月7日(月))の案内を発送した.
会計
2005年1月分の収支報告.
天気
Vol.52 No.2(2005年2月号)の掲載記事と,Vol.52 No.3(2005年3月号)掲載予 定記事の報告.
気象集誌
- 英国気象局職員が執筆した論文の著作権を当学会に移譲できないと連絡があった. このため,“Published in 2005 by the Meteorological Society of Japan”と 印刷することや,著者全員による確認書(法的に著作権を委譲できないこと及び 他紙への投稿がないこと)の提出及び英国政府に“排他的でない印刷権”を請求 することで調整中.
- 科学技術振興機構との文献抄録の登録契約について,和文抄録掲載料の支払停止の決定を受け,“気象集誌”抄録に対する支払を停止する通告があった.契約は更新する.
- 第82巻6号で印刷ミス発生.善後策検討中.
- 1月の編集委員会で保留となったノート1篇の再改訂版を受理した.第83巻2号に 追加掲載する.
気象研究ノート
- 第207号が印刷中,第208号が印刷待ちとなっている.
- 第206号に著者の掲載ミスがあったので,第207号に訂正内容を入れることとした.
SOLA編集
受理した論文の数は順調に増えているが,1月に入ってから投稿数が減っている ので,更なる広報が必要.
講演企画
- 昨今の大会規模の増大や使用設備の増加,更に独立行政法人化による大学・公的 施設の利用料金の上昇などを受け,大会参加費の値上げについて検討する.
- 予稿受付の外注オンライン化について,2006年度からの実施を視野に入れて検討 を進める.予稿集の値上げも検討する.
総合計画
(財)気象業務支援センターが実施している気象カレッジのカリキュラム検討委 員会が2/10(木)に行われる.討議内容について次回の理事会で報告する.
教育と普及
8月初旬に行う夏季大学の詳細を今月の委員会で詰める.
電子情報
- 2005年1月1日〜1月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(86,964件).
- 前月よりアクセス数が大幅に増えた.
- 2005年度春季大会の告示記事へのアクセスが多い.昨年の大会へのアクセスもある.
- “気象集誌”第82巻6号の発行の遅れについて掲載した.
- “SOLA”創刊の記事を掲載すると共にメーリングリストにもお知らせを発送した.
- 京都大学生存圏研究所「ミッション専攻研究員」の公募記事を掲載した.
- サイエンス・パートナーシップ・プログラム事業に関する調査研究に係る研究 所招聘講座,教育連携講座,教員研修の一次募集について照会した.
- IAMAS2005(気象・大気科学国際協会;2005年8月北京)の講演要旨の募集記事を 掲載.
- “2005年地球惑星科学関連学会合同大会” (2005年5月千葉幕張メッセ国際会議 場)開催のお知らせを掲載.
- 会員の加入・退会
新入会員10,退会5を承認.2月4日現在,会員数4,177名.通常会員数は現在795 名.
- 2005年度学会賞・藤原賞の推薦について
前回の理事会での学会賞候補者の決定に続き,藤原賞の候補者2名を決定した. 推薦文を手直しした後に学会賞と合わせて全理事で投票する.
- 125周年記念行事準備委員会について
古川理事を委員長とし,“天気”,“気象集誌”,“気象研究ノート”の各編集 委員会,講演企画委員会,総合計画委員会の各担当理事に庶務と会計理事を加え た準備委員会を発足させる.3月の理事会の承認を経て新年度より活動を開始す る.
- 日本地球惑星科学連合への委員の推薦について
津田理事を“大会運営委員会”委員として推薦することとした.また,連合規約 について,各学会の意見を反映して2/5(土)の準備委員会で示された改訂案の 内容が説明された.準備委員会は4月に終了し,5月から新しい連合体制が発足す る.
これまでの経緯については“天気”に掲載して会員に周知する.
- 2005年度総会資料について
2004年度事業報告(案),2005年度事業計画(案)及び予算案について検討した. 委員会活動では,2005年度春季大会前に行う“第1回東アジア気象学会合同シン ポジウム組織委員会”及び“125周年記念行事準備委員会”が加わった.また, 学会事務局員の異動についても記載する.
- 3月の理事会の議題について
当議題の5番と7番に加え,講演企画委員会から報告のあった大会参加費や予稿受 付オンライン化等の大会運営に関わる問題,大会交付金と支部交付金の見直し (第5回常任理事会議事録を参照)等について議論する.細則の一部改正も提案 する.
- その他
- (1) 学術著作権協会からの依頼について
- 大学図書館間の著作物のやり取りについて,現行の著作権法では郵送以外 の“公衆送信”は著作権者の許可が必要なことについて,FAXまたはインター ネットによる送信も無償で行いたいとの申し入れが,国公私立大学図書協 力委員会から学術著作権協会に対してあった.学術著作権協会がこれを認 めることについて当学会に対し照会があったので,“異存なし”の旨を回 答することとした.
- (2) “第52回風に関するシンポジウム”幹事学会の担当要請について
- 前回の幹事である日本雪氷学会から,次回の幹事を日本気象学会で行って 欲しいとの要請があったので受けることとした.