日 時
2005年7月25日(月)13時40分〜17時20分
会 場
日本気象学会事務室(気象庁8階)
出席者
廣田,古川,岩崎,近藤,多田,田中,新野,板東,藤部,以上9名.
その他の出席者
島村,渡辺(事務局)
議 事
- 第33期第11回常任理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告 庶務
- 転載許可
- 1) 山岸米二郎氏より,天気第46巻p.751のカラーページ(山中康裕,1999) の写真他,前10葉を「気象(の)辞典」同氏監訳(朝倉書店)への転載.
- 2) 伊賀啓太氏より,気象集誌第72巻第4号p.505の第6図他,全3図 (H. Mukougawa and T. Ikeda,1994)の“天気”近刊の「気象学会2004年 秋季大会シンポジウム報告」への転載.
- “天気”第52巻第8号の2003年冷夏に関する記事を気象研究ノートに転載する旨 の報告が気象研究ノート編集委員会からあった.
- 後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:第19回数値流体力学シンポジウム
- 主催:日本流体力学会
- 期日:2005年12月13日(火)〜12月15日(木)
- 場所:国立オリンピック記念青少年センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
- 名義:後援
- 名称:第5回消防研究所シンポジウム
- 主催:消防研究所
- 期日:2005年11月30日(水)〜12月2日(金)
- 消防研究所(東京都三鷹市中原3-14-1)
- 名義:後援
- 名称:第6回こどものためのジオ・カーニバル
- 主催:こどものためのジオ・カーニバル企画委員会
- 期日:2005年11月5日(土)〜6日(日)
- 大阪市立科学館(大阪市北区中之島4-2-1)
- 名義:後援
- 2004年度事業及び決算報告を文部科学省へ提出した.
- 理事変更登記が終了.謄本を文部科学省へ提出した.
- “気象研究ノート”第210号の原稿を印刷業者に手交した.
- 機関別認証評価に係る専門委員の選考(第33期第9回常任理事会議事録を参照) について,当学会からの推薦者に対して見送りの回答があり,事務局から本人に 通知した.
会計
- 2005年6月分の収支報告.
- 満期が近い預金について,9月の常任委員会で取り扱いを提案する.
天気
- Vol.52 No.7(2005年7月号)の掲載記事と,Vol.52 No.8(2005年8月号)掲載予 定記事の報告.
- “SOLA”の論文リストを“学会だより”に掲載する.
- 125周年記念事業について,幅広い読者を対象とした解説や名誉会員による記事 を一年間に渡り掲載すること等を検討している.
気象集誌
- Vol.83 No.5(2005年10月号)の掲載記事の報告.
- 特別号の発行に関する規定を明文化した.ホームページ等で周知する.
- 125周年記念事業について,研究者向けの解説記事を掲載した特別号の発行等を 検討している.
気象研究ノート
- 第208号(メソ対流系)の印刷が完了し8月に発行する.現在,第209号と第210号 が印刷待ち.
- 125周年記念事業について,国内外の経験豊かな方々に個人史を投稿して頂いて 発行すること等を検討している.
SOLA編集
- 4月から5月にかけてIPCC関連の投稿が増えたが,その後は落ち着いている.
- J-STAGE上で投稿から掲載までの全てを処理するためのシステムを構築中.今 年9月末から10月始めの運用開始を目指す.
- “天気”と“気象集誌”の8月号から論文リストを掲載する.このことについて “天気”の“学会だより”でお知らせする.
講演企画
- 2006年度春季大会の日程(5月21日(日)〜24日(水))をホームページに掲載 した.
- 125周年記念事業について,2007年春季大会のシンポジウムを記念行事とするこ とを考えており,国外からの講演者の招待も含めて検討している.
教育と普及
- 2005年8月5日(金)〜7日(日)の夏季大学(気象庁講堂)の参加者は107名と盛 況である.
- 日本地球惑星科学連合の教育問題検討委員会で高等学校の理科教育についての提 言がまとまり,7月29日(金)に文部科学省に提出される.全ての高校生が地球 人として必要な科学的リテラシーを学ぶことができるための必修科目の導入が提 言される.
電子情報
- 2005年6月1日〜6月30日の気象学会ホームページのアクセス状況(86,250件). 久しぶりに前年を下回った.昨年6月はTRMM記事へのアクセスが多かったことに もよる.昨年以上に夏季大学へのアクセスが多く,関心の高さが伺える.
- 2005年度秋季大会の告示を掲載した.
- 全国共同利用施設の研究計画を支援する推薦文を掲載した.
- 九州大学応用力学研究所の教員公募記事を掲載した.
125周年
7月末までに関連委員会から事業素案を取りまとめ,その内容を“天気”8月号で 会員に周知して意見を聴く.
その他
地球惑星科学連合の次回の合同大会について,気象学会は“協賛”とする.
- 会員の加入・退会
新入会員15,退会4を承認.7月19日現在,会員数4,174名.通常会員数は現在902名.
- 山本・正野論文賞,堀内賞,奨励賞各候補者の投票結果
理事全員による投票の結果,それぞれ次の方々が選ばれた.
- 山本・正野論文賞
- 稲津將氏(東京大学気候システム研究センター)
- 茂木耕作氏(海洋開発研究機構・地球環境観測研究センター)
- 堀内賞
- 倉本圭氏(北海道大学理学研究科)
- 青木周司氏(東北大学大学院理学研究科)
- 奨励賞
- 「楽しいお天気講座」担当グループ
(代表:諌山安彦・寺野健治両氏(関西気象予報士会))- 辻川才太氏(名古屋地方気象台)
- 気象庁データの利用に関する要望について(継続)
THORPEX(WMO主導による観測システム研究・予測可能性実験計画)研究会を中 心とする気象学会有志から,気象庁データの利用促進を図ることについて支援の 要請があり,理事長名で気象庁長官に対する要望書を出すことが了承された. (第33期第11回常任理事会議事録を参照)
- 千葉大学からの依頼について
千葉大学環境リモートセンシング研究センターから,衛星データ利用に関する データセンター構想に対する支援の要請があった.研究コミュニティの規模やプ ロダクトの利用範囲等を確認中.
- 「THORPEX」研究連絡会の設立申請について
標記研究連絡会の設立を了承した.この連絡会は,天気予報研究に関する最新 の動向についての情報交換を行うことで,気象庁と大学・研究機関との連携を密 にし,日本における天気予報研究の活性化を図ることを目的としたものである.
- 第52回風に関するシンポジウムの開催案内および講演募集
会合の日程と内容,また,理事長名で関連学会に対し共催依頼文書を出すこと を確認した.会場となる気象庁講堂の借用費を気象学会が負担することが了承さ れた.
- その他
- (1) 会員管理ソフトの改善について
- PCの老朽化による更新を期に,学会事務局で使用している会員管理ソフト を改修する提案が事務局からあったので,これを了承した.
- (2) 学術著作権協会からの依頼について
- 文献提供業者に機関誌の限定的な電子化を許諾する権利を標記協会に委任 する契約の締結依頼があったので,これを了承した.
契約内容には,著作物の提供用イメージファイルを作成する際に複写部数 を2部以内に限定することや,著作権の使用料は気象学会側が決めることが 盛り込まれている.
- (3) 内規(5件)の制定・見直しについて
- 支部、委員会及び研究連絡会に対する補助や旅費の支給等に関する内規5件 についての制定・見直しが事務局から提案された,9月の常任理事会で承認 されれば年度後半から適用する.