日 時
2006年9月27日(水)13時30分〜17時20分
会 場
気象庁予報部会議室(気象庁4階)
出席者
木田,新野,岩崎,近藤,里村,多田,田中,中島,中村,板東,藤谷,藤部, 古川,以上13名.
その他の出席者
近藤(豊)(理事;国際学術交流委員会委員長),萩原,渡辺(事務局)
議 事
- 第34期第1回常任理事会議事録の確認
- 第34期第3回理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告 庶務
- 転載許可
- 1)名古屋大学地球水循環研究センター「礒野先生思い出集刊行会」(世 話人:権田武彦,田中豊顕,榊原均,石坂隆)より,天気第21巻p.1,第22 巻p.1〜2及び第23巻p.1〜2(何れも巻頭言)の,「礒野先生思い出集」へ の転載(追加申請).
- 2)Dr. Zuohao Cao(Environment Canada, Meteorological Service of Canada, National Research Lab. for Nowcasting and Remote Sensing) より,気象集誌第79巻p.785〜804(Cao, Stewart and Hogg)の, 「Canadian GEWEX」への転載.
- 後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:全日本科学機器展 in 東京2006
- 主催:日本科学機器団体連合会,日本工業新聞社
- 期日:2006年11月29日(水)〜12月1日(金)
- 場所:東京ビックサイト(江東区有明)
- 名義:後援
- 名称:平成18年度気候講演会
- 主催:気象庁
- 期日:2006年10月7日(土)
- 場所:札幌市生涯学習総合センター ちえりあ(札幌市西区宮の沢)
- 名義:後援
- 名称:オゾン層破壊問題−今後の予測と紫外線影響−(講演会)
- 主催:国立環境研究所
- 期日:2006年10月28日(土)
- 場所:ウィルあいち(愛知県女性総合センター;名古屋市東区上竪杉町)
- 名義:後援
- 名称:第21回太平洋学術会議
- 主催:日本学術会議他13団体
- 期日:2007年6月12日(火)〜18日(月)
- 場所:沖縄コンベンションセンター(宜野湾市真志喜)
- 名義:協賛
- 中部支部の湯田支部長に2006年度秋季大会実行委員長の依頼文書を発送.
- 2006年度山本・正野論文賞,堀内賞及び奨励賞受賞者に,受賞決定を通知.
- 第34期理事の登記完了を文部科学省に報告.
- 第34期委員の委嘱願いを関係機関に発送.
- 理事長交代に伴い銀行・証券口座の代表者名義を変更.
- 平成18年度島津賞候補者の推薦書を送付.
会計
- 2006年7月〜8月分の収支報告.
- “藤田資金”の活用について国債購入を検討中 (第34期第1回常任理事会議事 録を参照).
天気
- Vol.53 No.9(2006年9月号)の掲載記事と,Vol.53 No.10(2006年10月号)掲 載予定記事の報告.
- 125周年関連で,来年の1月号に掲載する最初の原稿が届き,査読等が進んでい る.過去記事のアーカイブ作業も順調.
- 来年度の業者入札を控え,経費節減のため印刷用紙の見直しを検討中.
- 英訳した記事を気象庁の「Technical Review」(太平洋台風センター発行)に掲 載して良いかとの照会があり,これを承認した.今後もケース・バイ・ケースで 対応する.
気象集誌
- 第84巻第6号掲載予定論文の報告.
- 過去論文のアーカイブのため著作権の移譲を求めた昨年のお願いに係る最終方針 をまとめた.10月の理事会で承認を求める.
気象研究ノート
125周年特別号の第一部「次世代に伝えたいこと」の著者は現在30名程.
SOLA
受付から掲載まで2ヶ月を超えている論文が若干あるが,概ね編集作業は順調.
講演企画
来年5月の地球惑星科学連合大会のレギュラーセッション「大気化学」と「雪氷 圏と気候」を気象学会が共催することが承認された.スペシャルセッションにつ いては,提案の締切までに関係者に確認する.
電子情報
- 2006年7月1日〜8月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(7月 143,891件,8月130,613件).8月は夏休み期間もあってか若干アクセス数が減 少.
- 日本地球惑星科学連合2007年合同大会スペシャルセッション提案の募集記事を掲載.
- 2007年度春季大会専門分化会のコンビーナ募集記事を掲載.
- 気象研究ノート125周年特別号の原稿募集記事を掲載.
- 日中韓合同シンポジウム関連の記事を掲載.
- 各種顕彰や助成の候補者募集記事を掲載.
- 講演会等の開催及び参加者募集記事を掲載.
125周年
記念シンポジウムに海外から2名の招待を予定.記念顕彰についても検討中.
- 会員の加入・退会
新入会員21,退会9を承認.9月22日現在,会員数4,148名.通常会員数は現在 1,069名.
- 第21回太平洋学術会議の特別対応委員について
気象学会が標記会議を協賛することが事務局から報告された.また安成哲三会員 (名古屋大学)がセッション共同議長を依頼されたことに係る対応の便を図るた め,同氏への“特別対応委員”の委嘱を10月の理事会に諮ることが了承された.
- 第34期評議員会について
理事長案を基にテーマ及び候補者について議論し,結果を10月の理事会に提案す ることとした.
- 気象研究コンソーシアム検討委員会について
藤谷理事から,前回の常任理事会で設置が提案された標記委員会の構成メンバー 案が示された.設置について理事会の承認を得た上で,10月の理事会でこれまで の経緯や共同研究の枠組み等について説明する予定.
- 第4回理事会の議題について
予定される議題を確認した.この常任理事会で議論となった事項も適宜追加する. なお,予定議題の一つである「今後の大会の担当及び準備状況について」に関連 して,2008年度の春季大会は海洋研究開発機構と防衛大学校の共同開催となる旨, 講演企画委員会から確認があった.
- その他
- (1)日本学術会議の最近の動向について
- 中島理事から,9月26日(火)に開かれた連携会員説明会の内容に沿った 報告があり,大気科学に係る体制(国際対応を含む)が不十分なことが指 摘された.このため小委員会の立ち上げ等の体制強化について常任理事会 でも議論することとした.また関連情報はホームページ等を利用して会員 にお知らせすることとした.
- (2)日中韓気象学会共催の国際シンポジウムの準備状況について
- 近藤理事から,9月7日(木)に韓国の事務局からプログラムが送付され たので参加者に周知したとの報告があった.日本からの発表が30件近くあ り一定の貢献ができている模様。なお,次回(中国)の開催で担当が一巡 した後の取り扱いや開催間隔について再確認が必要とされた.
- (3)第5回東京湾海洋環境シンポジウムの開催について
- 気象学会が共催する標記会合が10月27日(金)に開かれることが,古川理 事から報告された.テーマは東京湾の現状,行政の取り組み及び主催団体 からの提言で構成される.当学会関連では,三上岳彦会員(首都大学東京) が「都市気候・微気候」のテーマで講演する.
- (4)2006年度春季大会の決算報告について
- 大会委員長を務めた藤谷理事から,当初予算の枠内で運営できた旨の報告 があった.事務局からは,受付事務の業者委託に係る収支状況が報告され た.加えて藤谷理事から,春季大会の開催期間を暫定的措置として2003年 度から4日間としてきているが,開催期間について総括する必要があると のコメントがあった。更に,公開シンポジウムを学会員向けのシンポジウ ムと兼ねて実施することの問題点等について指摘があり,今後の公開シン ポジウムの位置付けについて,あらためて議論することが必要との提言が あった.
- (5)アイソトープ・放射線研究会の運営委員について
- 廣田道男会員(気象庁)から,異動のため運営委員を辞退したいとの申し 出があったので,後任の推薦について同氏と相談することとした.
- (6)インターネット資源選択的蓄積実験事業の終了と本格事業化について
- 国立国会図書館が平成14年度から実施してきた標記実験プロジェクトが終 了し,「情報選択的蓄積事業」として本格事業化する運びとなったことか ら,実験のために提供していた気象集誌を引き続き提供することが了承さ れた.
- (7)第18回国際生気象学会議への協賛と寄付について
- 3年毎に開催される標記会議(前回は2005年ドイツ)が2008年9月に日本 開催の運びとなり,協賛及び寄付の依頼があった.検討の結果,協賛のみ に留め,寄付は見送ることとした.
- (8)IGBP/GAIM研究連絡会の廃止報告について
- 代表世話人の末田達彦会員(愛媛大学)から,標記連絡会を廃止するとの 報告があった.会としての活動は,今年度発足した「統合的陸域圏研究連 絡会」に発展的に引き継がれる.
- (9)山の気象シンポジウムの廃止について
- 山の気象研究会から標記シンポジウム廃止の連絡があったため,天気にお 知らせを掲載すると共に,来期の事業計画から外すこととした.
- (10)日本地球惑星科学連合の委員交代について
- 連合の国際委員会の委員を,前理事の住明正会員(東京大学)から近藤豊 理事に交代することが了承された.
- (11)ホームページのリニューアルについて
- 電子情報委員会で検討してきたトップページの新デザインが多田理事から 紹介され,概ね了解された.10月の理事会で最終確認した後に更新する.