日 時
2007年1月11日(木)13時30分〜15時30分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
新野,近藤,里村,多田,田中,中島,板東,藤部,古川,以上9名.
その他の出席者
萩原,渡辺(事務局)
議事に先立ち,新野理事長代理から,去る12月19日に大山勝通名誉会員が逝去 されたことの報告があり,理事会として哀悼の意を表した.
議 事
- 第34期第5回常任理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告
庶務
転載許可
- 1)秋田大学工学資源学部環境物質工学科技術専門員の菊地良栄氏より, 天気第50巻p.113〜119(卜蔵,平野)の第1図の,“Pollution of fog water at the easterly cold wind (Yamase) in summer at the Hachimantai mountain range in northern Japan”(Ryoei Yamazaki他; Atmospheric Science掲載)への,英訳及び若干の加筆の上での引用.
- 2)中村勉会員(盛岡市)より,気象研究ノート第136号「融雪なだれ特集」 p.79の第5表の,「自然災害の事典(仮題)」(朝倉書店)への転載.
(独)大学評価・学位授与機構「機関別認証評価に係る専門委員候補者」について, 岩崎俊樹会員及び高薮縁会員を推薦.
海洋学会等による「わが国における海洋研究船のあり方に関する提言について」 に全面的に賛同する旨を回答.
大山勝通名誉会員ご逝去のお知らせを山岬正紀会員からいただき,気象学会とし て弔電をお贈りした.“天気”誌上の紙碑は山岬会員に執筆を依頼した.
第34期評議員の就任依頼文書を送付.
用語検討委員会の情報交換用に取得していたメールアドレスを,作業終了に伴い 解約.
各支部長及び東京管区気象台庁宛に,奨励賞候補者の推薦依頼文書を発送.
会計
2006年12月分の収支報告.
中央三井信託銀行スーパー定期預金132万円(藤原賞基金)の満期に伴い,同銀 行に定期預金(5年満期)として預け入れた.
気象庁から借用している事務室や倉庫の借料について,来年度の値上げ分を予算 案に盛り込むことが了承された.
来年度の理事会や委員会,夏季大学等の学会行事で気象庁施設を借用する際の経 費を見積もるため,担当理事に開催予定を照会する.
天気
Vol.54 No.1(2007年1月号)の掲載記事と,No.2(同年2月号)予定記事の 報告.
1月号から125周年記念解説が始まる.巻頭言,“学会だより”及び“編集委員 会だより”でも125周年記念事業について触れる.
“WCPの窓”を充実させ,“最近の学術動向”としてリニューアルする.
過去記事のPDF化にあたり,著作権の学会への移譲を2006年3月にお願いしたが, 異論がなかったので,3月の理事会で最終的な対応を確定した上で4月から公開 する.
気象研究ノート
最新の第212号に印刷ミスがあり,印刷し直すこととなった.定期購読者には無 償で2冊目が届けられる.
125周年記念号は,5月の発刊に向けて順調に作業を進めている.
SOLA
年間の論文掲載数として50編を目標にしていたが,2006年は45編だった.
講演企画
2007年度春季大会のオンライン受付の開始は1月16日(火)の予定だったが,若 干遅れる見通しとなったので,至急確認の上で会員にお知らせする.
教育と普及
2007年度春季大会に開催する一般向け講演会のテーマについて,「都市災害」, 「竜巻」及び「台風最前線」を考えている.
2007年度の夏季大学(8月4日(土)・5日(日))のカリキュラム等の細目を 検討中.
電子情報
2006年12月1日〜12月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(62,211件). 昨年同月比アクセス数の大幅減は,サーバのネットワーク構成やセキュリティ対 策の変更による影響と判明.今月から,より実態を反映していると考えられる 「ページリクエスト成功件数」で状況を解析する.
ホームページの入口を更新した.右側のナビゲーションリストからリンクしてい る記事のアクセス数の変化を調査する予定.
メーリングリストの運用サーバを,“天気”編集委員会がPDF公開のため使用す る予定のサーバに移すことを検討中.
気象学会の1年間の記事・論文を収めたCD-ROMの販売に向け,検索の仕様等を検 討中.次回の常任理事会で構成を確定し,引き続き購入募集記事の掲載や価格の 検討に入る.
「気象研究コンソーシアム」に関する説明会の開催のお知らせを掲載.
2007年度春季大会の告示を掲載.
気象研究ノート第212号「衛星からわかる気象」発刊のお知らせを掲載.
第1回航空気象研究連絡会の開催案内を掲載.
第4回サイエンスカフェの開催案内を掲載.
地球惑星科学連合2007年合同大会ユニオンセッション「北極圏の科学」の案内を 掲載.
気象研究コンソーシアム
1月12日(金)午後2時から,会員向け説明会を気象庁で開催する.
125周年記念事業
“天気”1月号に,記念事業の概要についての記事を掲載する.
3月の理事会で記念式典や記念顕彰に係る細目を確定させる.
- 会員の加入・退会
新入会員7,退会75を承認.1月9日現在,会員数4,100名.通常会員数は現在 1,083名.年末の会費請求のタイミングでの退会が多い.
- その他
- (1)2006年度秋季大会の開催経費決算報告
- 開催を担当した中部支部からの報告を了承した.本部から支部に対し,規定 の交付金の他に15万円余の経費補填があった.大会参加費収入に対して開 催経費支出が若干上回った.
- (2)現預金管理のチェックについて
- 板東理事から,文部科学省の実地検査により会計管理に係る指摘があったこ とを受け,現金及び預貯金の管理・検査体制を強化したことが報告された.
平成19年2月14日
社団法人日本気象学会議 長 多田 英夫
署名人 板東 恭子
署名人 新野 宏