日 時
2007年10月14日(日)17時00分〜18時35分
会 場
北海道大学学術交流会館第4会議室
出席者
新野,藤谷,岩崎,近藤(裕),近藤(豊),里村,多田,田中,中島,中村, 板東,藤部,以上12名(常任理事現在数13名).
欠席者
古川,以上1名.
その他の出席者
萩原(事務局)
議 事
- 第34期第13回常任理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告 庶務
- 転載許可
- 1)IPCC WGU TSUのDr. Jean Palutikof氏より,SOLA第1巻p.97〜100 (Kurihara et al.)のFig.7の,“IPCC WGU Fourth Assessment”の Chapter 10 “Asia”への転載.
- 後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:第20回風工学シンポジウム
- 主催:電気学会(幹事),日本風工学会(副),土木学会,日本気象学会, 日本建築学会,日本構造学会
- 期日:2008年12月3日(木)〜5日(金)(予定)
- 場所:東京大学山上会館(東京都文京区)(予定)
- 名義:共催
- 第48回東レ科学技術賞及び平成19年度島津賞の推薦書を送付.
- 科学技術振興機構(JST)と8月23日付で「電子アーカイブに関する追加覚書」 (非裁断分)を締結.またJSTからの「J-Stageで公開するジャーナルに関するア ンケート」に対し,“天気”,気象集誌及びSOLAの各編集委員長の回答を提示.
- 文部科学省の緊急調査「退職公務員の再就職と補助金に関する調査」に回答.
- 第20回風工学シンポジウムの運営委員に林泰一氏(京大防災研),査読委員に竹 見哲也氏(同)と小林文明氏(防衛大)を推薦.
- 第35期役員選挙管理委員の委嘱手続き.
- 防災科学技術研究所の岩波越氏の,2007年度春季大会における発表の事実証明申 請(特許申請に係る)に対応.
会計
2007年9月分の収支及び現預金検査報告.
天気
- Vol.54 No.10(2007年10月号)の掲載記事と,No.11(同年11月号)予定記事の報告.
- 評議員会の提言への対応として,気象に関連する興味深い現象や事実を紹介する 「調査ノート」(仮称)欄を2008年から新設する.
- 「カラーページ」、「素顔」及び「最近の研究から」の各コーナーを廃止するこ ととしたので,11月号で会員にお知らせする.
- オンライン版の掲載が三報社サーバ(2002〜)と気象学会サーバ(1954〜2005) の二本立てとなっているので,これを2008年から気象学会サーバに一本化する. 検索の仕様が若干変更になるため会員に周知する.
- 2008年の冊子体印刷及び電子ジャーナル版の入札について10月10日に説明会を実 施した.入札期限は10月22日(月).
気象集誌
科研費の申請条件として直接出版費の一般競争入札が義務付けられた.平成20年 度以降の印刷契約を,指名競争入札から一般競争入札に移行するため,11月の入 札に向けて仕様書を準備中.
気象研究ノート
第215号(125周年特別号の第2部)が納本された.今年の発行はこれで3冊目. 現在,更に3冊を印刷中.
SOLA
- 第1回運営部会を開催し,Vol.1(2005年)及びVol.2(2006年)の冊子化に当 たっての経費等を確認した.
- 最近の不採用は国外からの投稿によるものが多く,査読は適切に行われている.
講演企画
- 大会期間中の保育施設の補助について,本部事務局が約3分の2を負担すること を,当秋季大会で試行する.
- 2009年度春季大会は,5月28日(木)〜31日(日)につくばで開催することで準 備中.
- 2008年度地球惑星科学連合大会のレギュラーセッション「雪氷圏と気候」を,気 象学会が共催することが承認された.
総合計画
- 公益法人制度改革への対応について,理事会でこれまでの議論の経過を報告し, 作業計画を示す.特に支部会計の取り扱いについて重点的に説明する,
- 評議員会で提言された諸課題への対応について,理事会で分担を再確認する.
各賞
- 近藤(裕)理事から,奨励賞候補者の推薦基準等の見直しについてのこれまでの 検討結果が報告された.議論の結果,以下の試行案を理事会に諮ることとなった.
- 選考を2段階にして,支部理事を含む全ての選考委員で1次審査を行う.
- 募集概要が,「細則」に比べ対象を絞り込み過ぎと思われるので,「細則」 に添う形で概要を修正する.
- 募集に当たっては,本部・支部のホームページに加え,気象予報士会等の ネットワークも活用する.
国際学術
若手会員が国際会議に出席する際の旅費の補助について,今後の在り方を検討中.
電子情報
- 2007年9月の気象学会ホームページのアクセス状況(62,012件).2007年度秋季 大会及び2005年度春季大会シンポジウムパンフレットへのアクセスが多い.
- 2007年9月の掲載事項及びメーリングリスト発送についての報告.
- 地球惑星科学連合の「第2回科学技術系専門職の男女共同参画実態調査」の資料 をホームページに掲載し,メーリングリストで会員にアンケートへの協力を呼び かけた.
- 地球惑星科学連合「メールニュース」が発刊され,ホームページからリンクを張っ た.
- 1年分の記事を収録したCDの販売について,経費の試算が終わったので,これか ら希望者を募る.
気象研究コンソーシアム
今秋のデータ提供開始を目指して現在準備中.
日中韓
日本からの参加者は二十数名の見込み.招待講演の松野太郎氏が出席できなくなっ たため,新野理事長が対応する.
- 会員の加入・退会
新入会員8,退会17を承認.10月9日現在,会員数4,078名で通常会員は1,135名.
- 第8回理事会の議題について
予定される議題について,論点や資料等を確認した.
- その他
- (1)リポジトリへの対応について
- 中村理事から,機関リポジトリへのコンテンツ提供(第34期第13回常任理 事会議事録を参照)について,学会として不利益があるとは考えにくいの で許可すべきではないかとの意見があった.世界的な趨勢で奨励されてい ることも考慮し,無条件リポジトリを認めることや,規約改正の取り扱い を含めて議論を深めることとした.
平成19年11月7日
社団法人日本気象学会議 長 新野 宏
署名人 板東 恭子
署名人 多田 英夫