日 時
2007年12月13日(木)13時30分〜16時45分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
新野,藤谷,近藤(裕),里村,多田,中島,中村,板東,藤部,古川,以上10 名(常任理事現在数13名).
欠席者
岩崎,近藤(豊),田中,以上3名.
その他の出席者
萩原,鈴木(事務局)
議 事
- 第34期第15回常任理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告
庶務
転載許可
- 1)山岸米二郎氏(会員)より,以下の著作物の図の,「気象予報のため の前線の知識」(同氏著,オーム社出版予定)への引用.
- 天気:第44巻p.855〜874(大原,鵜野)の第1図,第45巻p.93〜103(瀬古 他)の第7図,p.827〜840(北畠,三井)の第1図〜第4図,第52巻p.25〜 39(津田,榊原)の第2図,第4図及び第7図.
- 気象集誌:第63巻p.20〜36(Kato)のFig.5,第69巻p.609〜628 (Takayabu)のFig.7,Fig.14及びFig.22.
- 2)気象庁の永澤義嗣氏より,気象研究ノート第208号p.34(加藤)の第 3.1.6図の,「平成19年度量的予報研修テキスト」(気象庁予報部発行)へ の引用.
- 3)NOAAのDr. Xiafan Li氏より,気象集誌第78巻p.647〜659及び第80巻 p.205〜212(共にLi et al.)内の文章と図表の,“Cloud-Resolving Modeling of Convective Processes”(同氏及びProf. Shouting Gao著) への引用.
- 4)首都大学東京の高橋日出男氏より,気象科学事典p.326の「図/台風の 月ごとの代表的な経路」の,「自然地理学概論」(同氏他著,朝倉書店出 版予定)への引用.
- 5)菊地勝弘氏(会員)より,天気第53巻p.7〜18(福西)の第6図の, 「雪と雷の世界(仮題)」(同氏著,成山堂書店出版予定)への引用.
- 6)秋田大学の菊池良栄氏より,天気第50巻p.113〜119(卜部,平野)の 第1図を英文に翻訳したものの,素材物性学会英文誌に投稿予定の論文 (同氏他)への引用.
後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:第12回「震災対策/自然災害対策技術展」横浜
- 主催:「震災対策/自然災害対策技術展」横浜会場実行委員会(横浜市防 災指導協会等)
- 期日:2008年1月31日(木)〜2月1日(金)
- 場所:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)(横浜市西区)
- 名義:後援
- 名称:第23回北方圏国際シンポジウム
- 主催:紋別市,オホーツク海・氷海研究グループ
- 期日:2008年2月17日(日)〜2月22日(金)
- 場所:紋別市民会館・紋別文化会館(北海道紋別市)
- 名義:後援
- 名称:第13回日本計算工学会講演会
- 主催:日本計算工学会
- 期日:2008年5月19日(月)〜21日(水)
- 場所:仙台市民会館(仙台市青葉区)
- 名義:協賛
- 名称:平成19年度気候講演会(名古屋)
- 主催:気象庁,(財)日本気象協会,(財)気象業務支援センター
- 期日:2008年2月3日(日)
- 場所:中電ホール(名古屋市東区)
- 名義:後援
気象集誌第86巻について,平成20年度科学研究補助金(研究成果公開促進費,定 期刊行物)計画調書を提出,同巻の印刷等に係る一般競争入札は,(有)栄進印 刷が落札.
SOLAの2008年の編集・登載役務の指名競争入札について,学術図書印刷(株)が 落札.
全国公益法人協会に,公益認定申請に向けた会計処理の懸案について相談.また 文部科学省主催の「公益法人制度改革に係る説明会」に出席.
東北支部の公開講座について,平成20年度科学研究補助金(研究成果公開促進費 B)計画調書を提出.
島津科学技術財団から,平成19年度功労賞(島津賞)の受賞者に,当学会推薦の 中澤高清氏が決定したとの通知.
2008年会費の請求を発送.
会計
2007年11月分の収支及び現預金検査報告.
天気
Vol.54 No.12(2007年12月号)の掲載記事と,Vol.55 No.1(2008年1月号)予 定記事の報告.
投稿・内容案内と執筆要領を改訂したので1月号に掲載する.
気象集誌
Vol.86 No.1掲載予定論文の報告.
SOLA
現在処理中の論文の報告.
講演企画
2008年度春季大会(横浜開港記念会館,横浜情報文化センター)のスケジュール 案や専門分科会の開催予定等についての説明.
2008年度秋季大会の準備状況の説明.
今後の大会運営の在り方について検討の準備をするワーキンググループを設置す る.
総合計画
12月6日に公益法人制度改革検討ワーキンググループの第3回会合を開催し,事 務局による全国公益法人協会からの情報収集の内容及び事務局が出席した文部科 学省主催の説明会の内容に関する報告を基に,公益性の考え方や支部会計の取り 扱い等について議論した.
教育と普及
2008年度夏季大学は,8月2日(土)〜3日(日)に「気象のシミュレーション (3)」をテーマに気象庁にて開催する予定.
2008年度春季大会の公開講演会は,地球温暖化を主題として,行政的側面,科学 的側面及び対策等の実践的側面等のサブテーマで構成することを検討している.
大阪府堺市教育委員会からの「専門家による児童生徒学習支援人材バンク」事業 への協力依頼について,気象学会の組織として対応する旨を先方に伝えることと した( 第34期第15回常任理事会議事録を参照).
各賞
山本・正野論文賞の募集記事を“天気”1月号に掲載する.積極的に推薦いただ きたい.
国際学術
11月中旬に開催された日中韓合同シンポジウムの内容を“天気”に報告する.関 係者の打ち合わせで,今後の開催は2年に1回程度とすることや,会合で最低限 実施すべき要件等を調整することを確認した.
電子情報
2007年11月の気象学会ホームページのアクセス状況(58,244件).2007年度秋季 大会プログラム及び2005年度春季大会シンポジウムパンフレットへのアクセスが 引き続き多い.
2007年11月の掲載事項及びメーリングリスト発送についての報告.
地球惑星科学連合IAMAS小委員会と共同によるPD実態調査アンケートに技術的な 協力を行う.
気象学会及び電子情報委員会のメーリングリストの運用を,“天気”のアーカイ ブサーバに集約した.
学会発行誌に収録された記事・論文を収めたCD-R/DVD-Rの購入希望を募るお知ら せを,“天気”12月号に掲載する.
125周年
記念事業は,ほぼ当初予定通りの経費で実行することができた.
- 会員の加入・退会
新入会員10,退会11を承認.12月10日現在,会員数4,078名で通常会員は1,129名.
- 2007年度秋季大会の決算報告について
開催を担当した北海道支部からの報告を了承した.実行委員会の尽力で会場費が 抑えられた結果,55万円余が本部に返納された.
- その他
- (1)風に関するシンポジウムについて
- 今回の幹事学会だった水文・水資源学会から,会合の無事終了と今後の共 催への協力を求める内容の報告が届いた旨,事務局から説明があった.
- (2)「国際惑星地球年(IYPE)日本」への参加について
- 標記実行委員会と日本学術会議IYPE小委員会の連名による,国際惑星地球 年の活動への協力依頼があったことが事務局から報告され,情報収集を進 めた上で対応を検討することとした.
- (3)リポジトリへの対応について
- 中村理事及び里村理事から,リポジトリへの対応について,気象集誌, “SOLA”及び“天気”の製本版PDFを,著者或いは共著者が他の共著者の了 解の下で個人,所属機関或いは公的リポジトリに掲載することを許可して はどうかとの提案があり,各編集委員会で検討することとなった.
- (4)2008年度の事務局体制について
- 第34期第8回理事会において,2008年度の事務局体制を常勤4名とする提 案が承認されたことを受け,新規に1名を採用すること及び2008年度の体 制案が事務局から示され,了承された.
- (5)職員給与内規の一部改正について
- 公務員給与表が2007年4月に全面的に改正されたため,これに準じた扱い となっている学会事務局職員の給与内規についても改正することが事務局 から提起され,了承された.
- (6)2008年度事業計画案及び収支予算案の作成について
- 事務局から各委員会に対し,事業計画等に反映させるべき2008年度の活動 について報告するよう要請があった.
- (7)日本地球惑星科学連合の動向について
- 地惑連合でも,公益法人認定申請に向け組織の制度設計が進められており, 気象学会に対してもこれに関連した対応を要請されている。気象学会とし て今後どのように連合の活動に関わっていくのかが非常に重要となる.こ のため,12月26日(水)に,総合計画担当理事及び連合の委員を務めてい る気象学理事を交えて今後の対応について議論することとしている.
平成20年1月17日
社団法人日本気象学会議 長 新野 宏
署名人 板東 恭子
署名人 多田 英夫