日 時
2008年1月17日(木)13時30分〜16時25分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
新野,藤谷,近藤(裕),里村,多田,中島,中村,板東,藤部,古川,以上10 名(常任理事現在数13名)
欠席者
岩崎,近藤(豊),田中,以上3名
その他の出席者
萩原,鈴木(事務局)
議 事
- 第34期第16回常任理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告
庶務
転載許可
- 1)菊地勝弘氏(会員)より,天気第46巻p.75〜85(梶川)の第4図,第 5図,第9図,第10図及び第3表の,「雨冠の気象の科学(仮題)」(同 氏著)への引用.
後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:第1回国際北極研究シンポジウム
- 主催:日本学術会議地球惑星科学委員会国際対応分科会(IASC),同 環境学委員会IGBP/WCRP合同分科会(CliC)及び国際北極研究シンポジウム 実行委員会(委員長:田中博筑波大学教授).
- 期日:2008年11月4日(月)〜6日(水)
- 場所:日本科学未来館CANホール(東京都江東区)
- 名義:後援
文部科学省の「国家公務員の再就職状況に関する予備的調査」に回答.
国立情報学研究所(NII)が所有する気象集誌のPDFデータを科学技術振興機構 (JST)がアーカイブに利用するための覚書を締結.またアーカイブ作業のため 裁断された気象集誌を再製本したものがJSTから返却された.
気象集誌第86巻の印刷業務を落札した(有)栄進印刷から,文書により契約解除 の申し入れがあり,発刊が遅れた場合の損害賠償請求の権利を留保した上でこれ を認めた.このため入札第2位の学術図書印刷(株)に業務請負を依頼し,新た に契約を結んだ.
2008年会費のゆうちょ銀行引き落とし分の引き落としデータを提出.
支部交付金の2回目(年額の半分)を送金.
会計
2007年12月分の収支及び現預金検査報告.
2007年度収支予算書の公益会計において,125周年積立金の取り崩しを二重に収 入に繰り入れる誤りがあった.訂正して2008年度総会に報告する.
天気
Vol.55 No.1(2008年1月号)の掲載記事と,Vol.55 No.2(同年2月号)予定 記事の報告.
気象集誌
Vol.86 No.1の発行は印刷業者変更の影響により10日程度遅れる見込み.
SOLA
現在処理中の論文の報告.
講演企画
2008年度春季大会(横浜開港記念会館,横浜情報文化センター)のオンライン受 付を1月15日に開始した.横浜市に対してコンベンション補助金の交付を申請す る.また大会に合わせて実施する「公開気象講演会」(横浜市後援)の案が示さ れた.
総合計画
今後の地球惑星科学連合への対応を検討するため,12月26日に関係理事で会合を 開いたことが藤谷理事から報告された.今後の方針として,気象学会としての将 来構想を確立するため次期理事会において本格的に検討を始めることや,当面は 春季大会を合同大会に統合しない方針とすること等の説明があり,今後も理事会 等において継続的に議論を行うこととした.
公益法人申請の要件である支部会計の本部への統合に向け,各支部の2008年度の 活動計画について繰越金等の有効活用を含む内容を策定するよう各支部長に依頼 する.
教育と普及
大阪府堺市教育委員会の「専門家による児童生徒学習支援人材バンク」事業への 協力について,ウェブ上の質問に対する回答者を2名提示した.4月以降も対応 が必要な場合は増員する(第34期第16回常任理事会議事録を参照).
各賞
気象学会賞及び藤原賞候補者推薦委員会による2008年度候補者それぞれ2名の推 薦が了承された.全理事の投票により受賞者を決定する.
推薦者数を増やすため,各委員会で募集方法について検討が行われ,その結果が 報告された.委員会によって事情が異なり,改革を求める意見と慎重であるべき との意見が示された.引き続き検討を続ける.但し藤原賞については,推薦委員 会で検討された新しい推薦方法によって実施することも可能であることから,推 薦募集要項等を検討し,次回常任理事会に案を提出することになった.
電子情報
2007年12月の気象学会ホームページのアクセス状況(63,297件).2008年度春季 大会告示記事へのアクセスが増え始めた.
2007年12月の掲載事項及びメーリングリスト発送についての報告.
気象学会の各表彰の募集案内をホームページに掲載して効率的にお知らせするこ とを検討している.
- 会員の加入・退会
新入会員15,退会90を承認.1月11日現在,会員数4,003名で通常会員は1,108名. 退会数が多いのは年末の会費請求時の退会申し出によるもの.
- 2008年度名誉会員の推薦について
名誉会員推薦委員会から5名の推薦があり,総会承認に向けて理事会に諮ること が了承された.
- その他
- (1)著作権について
- 気象学会の各刊行物の著作権の扱いに係る検討について,編集委員長連名 による中間報告があり,複写や転載等の利用に当たっての判断基準の案及 びその基本的な考え方が示された.今後,会員の利便等も踏まえて検討を 深め,ホームページ等で公表することとした.
平成20年2月18日
社団法人日本気象学会議 長 新野 宏
署名人 板東 恭子
署名人 多田 英夫