委員会紹介

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人材育成・男女共同参画委員会 概要

人材育成・男女共同参画委員会は、将来の気象学・気象業務を担う人材の育成と、多様性のある人材が男女の性差などを問わず対等に協力し合える研究・教育環境の実現のための活動を行なっています。時代の要請に応えるため、2012年度に設置された、気象学会としては比較的新しい委員会です。気象学会の他の委員会よりも、若手および女性研究者の比率が高く、直面している課題への具体的な対応および意見交換を活発に行うことができているのが特徴です。現在、国際的に見ても本邦の男女共同参画は大きく立ち遅れており、それは学術分野においても例外ではありません。また気象分野も他の科学分野と同様、少子化や理数系離れの進行、研究・教育環境の悪化などの深刻な事態に直面しており、そのため、気象に関わる人材の将来的な不足などが強く懸念されています。今後、地球規模での気象・気候に関する問題解決には本分野の人材育成や社会への知識の還元が必要不可欠であり、このような事態の改善が望まれます。本委員会はその対応のため、学部生・大学院生・若手研究者の研究環境の整備と育成、また若手研究者や転職・再雇用希望者のキャリア支援活動、さらに男女間の雇用の不均衡是正、そして多様性ある人材が集うことのできる学術分野の形成のための活動を行なっています。

活動内容の詳細は、「活動内容」のページをご覧ください。 また、本委員会に関するご質問・ご意見等は、専用フォームからお寄せください。