日本気象学会第30期第14回常任理事会議事録
日時
1999年10月18日(月)13時30分〜16時00分
会場
気象庁気象学会事務局(8階)
出席者
廣田、二宮、上窪、木田、澤井、関口、中村(誠)、新野、藤部、村松、山岸 以上11名
その他の出席者
舘(事務局)
議事
- 第30期第13回常任理事会議事録の確認
- 各委員会関連議事
庶務
- 転載許可1件:
- 第32回夏季大学テキストに掲載された図の利用許可.新しい気象学−気象を測る:気象観測の発展と展望」P.17第4図及びP18第6、7図を(株)東京堂出版(天気予報技術研究会編)刊行の「平成11年度第1回気象予報士試験 模範解答と解説」への転載.
- 後援名義等使用依頼受付1件:
- 計測自動制御学会主催、第25回リモートセンシングシンポジウム1999年10月25(月)、26日(火)、日本大学生産工学部AV室(習志野市泉町1-2-1)の協賛.
- 税務調査の結果として指摘された内容について:
- 収入のうち未収分についても課税対象となるため、この分の追徴課税
- 過去3年分について年収入が3千万円を超えた年の消費税の追徴課税
- 天気書記の賃金に対する源泉徴収追徴課税
- 他に加算税、延滞税の納付
- 「第37回理工学における同位元素研究発表」の運営について(お願い): (社)日本アイソトープ協会の標記依頼に対して、運営委員(1名)の派遣と共催分担金負担を行うこととなった.
- 第18期日本学術会議会員の選出に係わる学術研究団体の登録申請の結果について(通知、9月14日):
- 関連研究連絡委員会名 地球物理学 研究連絡委員会
- 構成員数(学術研究従事者) 2715名(申請通り)
- 推薦人の数の配分 12月下旬(予定)
これと関連して、第18期の会員推薦に当たっての女性候補者の推薦についての依頼あり.
- 杉並区教育委員会より「杉並区民大学(局地気象学)」に関する企画委員の推薦依頼.このような企画は気象学の普及にとって有用なものであるという議論が行われ、1名を推薦することとなった.
- 「平成12年度科学技術振興調整費公募説明会」(10/18)の報告.
- 平成11年度「公益法人調査」の実施について(依頼):
平成11年10月15日文部省学術国際局学術情報課宛提出.提出資料は、
- 公益法人調査票
- 平成11年度公益法人概況調査
- 平成11年度公益法人個別調査票(国)
- 平成11年度公益法人補完調査
- 定款(2部)
- 別添資料(社)日本気象学会学会賞等の受賞者及び受賞対象業績一覧
- 平成12年度科研費補助金(時限付き分科細目)の審査委員候補者2名の推薦報告.
- 平成12年度科学研究費補助金「研究成果公開発表(B)及び(C)」の募集(通知)について: 平成12年7月1日〜平成13年3月31日の間に開催されるものが対象で、申請期間は平成11年12月1日(水)〜12月7日(火).同書類を各支部宛発送済.
- 日本気象学会秋季大会・理事会の開催について: 11月24日17時30分〜20時30分、アクロス福岡(福岡市中央区天神1-1-1)6階会議室.
会計
天気
- Vol.46No.10(1999年10月号)掲載記事とNo.11、12号、Vol.47No.1掲載予定記事
の報告.2000年春季大会総会のための議案、予算案、委任状等を天気4月号に掲載す
るためには、4月15日までに印刷に回す必要がある.
気象集誌
- Vol.77、No.6(December 1999)の掲載内容の報告.文部省科学研究費補助金申請のために例年会員に対して投稿予定調査を行っていたが、来年度分からこの調査が不用になった.また、学術論文掲載誌が英文が100%のA、50%以上のB、50%以下のCと3種類に分類されることになった。これに関連し、気象集誌は日本語アブストラクトがあるためにBと分類される可能性がある。気象集誌は実質上Aに分類されるべきであり、なんらかの対応を考える必要性が生じるかもしれない.
気象研究ノート
講演企画
- 秋季大会の講演予稿集に講演の掲載もれが一件あった.欠落した講演の予稿については、秋季大会会場で配布するとともに、来年の春季大会講演予稿集に掲載する.また、天気10月号では訂正済みのプログラムを掲載する.
教育と普及
- 夏季大学のアンケート集計結果の報告.「気象談話室」、および学校教育に関する委員会での議論内容の紹介.
国際学術交流
- 1999年度下半期の国際学会等出席旅費補助申請が1件あったが、申請者の年齢、地位、実績等を考慮して、申請を認めないこととした.
電子情報
- 1999年9月の気象学会ホームページへのアクセス状況および新規掲載事項の報告.京都賞受賞講演案内が電子メールで会員に送られた.これは、送信者が「天気」掲載会員名簿からアドレスを入力して使用したものであることがわかった.今後、学会の名簿等には、組織的な使用を禁ずるという1文をつけることとなった.
- 会員加入状況
新入会員13名を承認、退会2名.10月5日現在、会員数4,701(内、通常会員4,169名).入会資格や入会時の対応の現状等について議論が行われ、新入会員には、入会時に1文を添えて定款を送付することとなった.
- 第5回理事会の議題についての検討: 議題として、以下の項目が挙げられた。
- 2001年度春季・秋季大会の担当機関について
- 第31期役員選挙管理委員会作業日程
- 奨励賞のメダルについて
- 2000年度事業計画(案)
- 税務署からの指摘による追徴課税について
- 総会成立条件(過半数)の対応策について
- 地球環境問題の啓蒙活動に関する作業委員会の中間報告
- 2003年IUGG(International Union of Geodesy and Geophysics、国際測地学地球物理学連合)総会(札幌)への取り組みについて
- その他
定款改訂についてまだ周知されていないようなので、秋季大会時に今回の改訂について知らせて総会への参加、委任状の提出を呼びかけるためのビラを参加会員に対して配る。
日本気象学会ホームページへ