日本気象学会第31期第5回常任理事会議事録

日時

 2000年12月19日(火)13時30分〜16時30分

会場

 日本気象学会事務局(気象庁8階)

出席者

 廣田、勝山、木田、住、藤部、萬納寺、山岸、山内、以上8名

その他の出席者

 舘(事務局)

議事

  1. 第31期第4回常任理事会議事録の確認
  2. 各委員会報告
  3. 庶務 会計 天気 研究ノート 各賞 電子情報 地球環境、用語検討 その他

  4. 会員の新規加入などについて
  5. 新入会員9名を承認、退会3名。12月15日現在、会員数4,729名、(内、通常会員4,192名)。

  6. 2001年度事業計画案について
  7. 理事会で検討し、来年5月の総会にかける。

  8. 日本気象学会細則などの改訂(案)
  9. 気象学会の細則・受賞者選定規定に委員の任期が2年であることを明記する(第31期第2回常任理事会議事録参照)。来年5月の総会にかける。

  10. 評議員メンバーの選定について
  11. 各地区担当理事が選出した評議員候補者のリストに基づき、候補者10人を選んだ。候補者に就任を依頼する。

  12. 東アジア気象学会交流について(第31期第4回常任理事会議事録参照)
  13. 住理事が東アジア気象学会交流に関して次のような素案を提示した:気象学会交流は望ましいので積極的に推進していくこと。参加国は日本、韓国、中国、台湾とすること。年1回、持ち回りで各国の気象学会年会の時に半日程度の共通セッションを設けること。第1回を2002年春、大宮で行われる春季大会から始めること。
    大宮の学会での開催方法について、次のような意見が出た。春秋の大会と別途に開催した場合、国内の人があまり集まらない可能性が高いし、集会が増えすぎるのも困る。このため、大宮の大会の時期に半日程度のセッションを設けることは良い。大会期間中に行うにしても、通常セッションと並行開催にすると、東アジア国際合同セッションに日本国内の人が集まらなければ失礼である。逆にシンポジウムのように東アジア国際合同セッションだけの時間帯を設けると通常の発表が減る。大会の発表をすべてを英語に強制するわけにも行かない。半日のためにわざわざ国外から多くの人が聞きに来ることは考えにくいので、最初は代表を中心とした小さな交流から始まるだろう。シンポジウムのExtended Abstractや年次報告のような出版物は主催学会が出版する事にしたい。
    住理事が案を韓国気象学会に提示する。

  14. 地球物理学関連学会長等懇談会
  15. 11月24日に行われ、次のことが話題となった。

  16. 来春の総会に向けての委任状の集めかたについて
  17. 昨年に比べて総会の日程が早まっているので、総会資料の作成、議案の件数の決定などを早めに行う必要がある。総会成立のための委任状発送も考慮してスケジュールの確認を行った。

  18. 科学研究費細目の変更と審査委員の選び方について
  19. 文部省の科学研究費の細目の分類を「地球科学」という大きな項目に変更に見直す動きがある。日本学術会議はこのことに関して会議を開く。地物研連では細目の見直しに合わせて、審査委員の推薦のあり方の議論も行う。各委員の声を文部省などの関係委員会にに反映させる努力がなされている。研究費の配分に関わってくるので、動きに注目し、意見を言う機会があれば発言する。


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