日本気象学会第31期第5回常任理事会議事録
日時
2000年12月19日(火)13時30分〜16時30分
会場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
廣田、勝山、木田、住、藤部、萬納寺、山岸、山内、以上8名
その他の出席者
舘(事務局)
議事
- 第31期第4回常任理事会議事録の確認
- 各委員会報告
庶務
- 転載許可 2件
「天気」に掲載された図の利用許可
- 天気 47巻 P. 704 第4図を日本エアロゾル学会誌「エアロゾル研究」への転載
- 天気47巻 P. 644 第3図を東京都で策定中の「緑の東京計画」の計画書への転載
- 後援名義等使用依頼受付 2件
- 名義:「ウエザーワールド2001」
- 主催:(財)気象業務支援センター、日本ウエザーキャスター協議会
- 期日:2001年2月23(金)、24日(土)
- 場所:大森ベルポート(アトリュウム)
- 名義:後援
- 名義:第2回大気放射セミナー「地球・大気系の中の雲とエアロゾル」
- 主催:セミナー実行委員会
- 期日:2001年2月26(月)〜28日(水)
- 場所:定山渓温泉 ホテル鹿の湯(札幌市南区定山渓温泉)
- 名義:後援
- 第17回風工学シンポジウム幹事学会引き受けなどに関して(報告)
運営委員の内藤玄一会員が今回の幹事学会の土木学会に標記シンポジウムの幹事を気象学会が引き受けることを通知した。今回のProceedings 10部が気象学会に寄贈された。有効に活用するよう内藤会員に依頼する。
- 理工学における同位元素・放射線研究発表会
第1回運営委員会の報告が運営委員の廣田道夫会員から送付された。
- 2000年度秋季大会の決算報告
気象学会関西支部から秋季大会の決算報告があった。
- IUGG 2003年総会(札幌)の共同主催について
IUGGを共同主催する学会が連名で、日本学術会議に共同して開催するよう申請する。2001年のIAMAS(インスブルック)ではセッションのテーマなど、アイデアを出す程度。何かやりたい人はここで提案すると良い。2001年末くらいに全体の枠が決まってくる。日本国内でIAMASの委員を務めている人を把握する必要がある。
- 「平成13年度学術定期刊行物計画調書(気象集誌)」を日本学術振興会へ提出(11月28日)
- 2001年度会費請求
個人のグループ別会員(11月27日)、個人会員(12月1日)
- 2001年度「猿橋賞」受賞候補者を推薦(11月30日)
- 第17回(平成12年度)「井上学術賞」について当学会から推薦した候補者は選考に漏れた旨通知があった(12月6日)。
- 東京書籍より連絡「気象科学事典」 2刷 500部を増刷する。
- 平成13年度文部省「研究成果公開促進費」研究成果公開発表B の申請状況
- 北海道支部 開催地:函館市
開催日:平成13年10月27日(土)
市民気象大学普及講座「函館周辺の気象と駒ヶ岳の火山防災」
- 東北支部 開催地:青森市文化会館
開催日:平成13年10月4日(木)
「豪雪や強風を克服し、環境に優しいエネルギーつくりと豊かな青森を目指して」
- 中部・関西・九州・沖縄支部は申請見送り
会計
天気
- Vol.47 No.12(2000年12月号)の掲載記事とVol.48 No.1掲載予定記事の報告
- 2月号から気象集誌の要旨を掲載するよう、作業中。
研究ノート
各賞
- 藤原賞、学会賞の候補者を2月の常任理事会までに決定する。
電子情報
- 2000年11月の気象学会ホームページのアクセス状況(70,311件)。
地球環境、用語検討
その他
- 気象集誌の100%英文化について一会員の意見
気象集誌の100%英文化について会員から意見が寄せられた。集誌編集委員会が返答する。また、100%英文化に関するお知らせを集誌編集委員会が「天気」に掲載する。
- 会員の新規加入などについて
新入会員9名を承認、退会3名。12月15日現在、会員数4,729名、(内、通常会員4,192名)。
- 2001年度事業計画案について
理事会で検討し、来年5月の総会にかける。
- 日本気象学会細則などの改訂(案)
気象学会の細則・受賞者選定規定に委員の任期が2年であることを明記する(第31期第2回常任理事会議事録参照)。来年5月の総会にかける。
- 評議員メンバーの選定について
各地区担当理事が選出した評議員候補者のリストに基づき、候補者10人を選んだ。候補者に就任を依頼する。
- 東アジア気象学会交流について(第31期第4回常任理事会議事録参照)
住理事が東アジア気象学会交流に関して次のような素案を提示した:気象学会交流は望ましいので積極的に推進していくこと。参加国は日本、韓国、中国、台湾とすること。年1回、持ち回りで各国の気象学会年会の時に半日程度の共通セッションを設けること。第1回を2002年春、大宮で行われる春季大会から始めること。
大宮の学会での開催方法について、次のような意見が出た。春秋の大会と別途に開催した場合、国内の人があまり集まらない可能性が高いし、集会が増えすぎるのも困る。このため、大宮の大会の時期に半日程度のセッションを設けることは良い。大会期間中に行うにしても、通常セッションと並行開催にすると、東アジア国際合同セッションに日本国内の人が集まらなければ失礼である。逆にシンポジウムのように東アジア国際合同セッションだけの時間帯を設けると通常の発表が減る。大会の発表をすべてを英語に強制するわけにも行かない。半日のためにわざわざ国外から多くの人が聞きに来ることは考えにくいので、最初は代表を中心とした小さな交流から始まるだろう。シンポジウムのExtended Abstractや年次報告のような出版物は主催学会が出版する事にしたい。
住理事が案を韓国気象学会に提示する。
- 地球物理学関連学会長等懇談会
11月24日に行われ、次のことが話題となった。
- 科学研究費細目の変更と審査委員の選び方について
- IUGG札幌への協力をお願い
- 測地・火山・惑星の3学会が2001年からの2年間世話役学会を務める。
- 来春の総会に向けての委任状の集めかたについて
昨年に比べて総会の日程が早まっているので、総会資料の作成、議案の件数の決定などを早めに行う必要がある。総会成立のための委任状発送も考慮してスケジュールの確認を行った。
- 科学研究費細目の変更と審査委員の選び方について
文部省の科学研究費の細目の分類を「地球科学」という大きな項目に変更に見直す動きがある。日本学術会議はこのことに関して会議を開く。地物研連では細目の見直しに合わせて、審査委員の推薦のあり方の議論も行う。各委員の声を文部省などの関係委員会にに反映させる努力がなされている。研究費の配分に関わってくるので、動きに注目し、意見を言う機会があれば発言する。
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