日本気象学会第31期第11回常任理事会議事録
日 時
2001年6月18日(月)13時30分〜16時30分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
廣田、二宮、勝山、木田、澤井、田中(博)、新野、藤部、萬納寺、山内、以上10名
その他の出席者
舘(事務局)
議事
- 第31期第10回常任理事会議事録の確認
- 第31期第4回理事会議事録の確認
- 日本気象学会2001年度総会議事録の確認
- 各委員会報告
庶務
- 後援名義等使用依頼受付
名義:第27回リモートセンシングシンポジウム
- 主催:計測自動制御学会 計測部門
- 期日:2001年10月29(月)、30日(火)
- 場所:宇宙開発事業団 地球観測利用研究センター(EORC)会議室
(中央区晴海1-8-10 晴海アイランド)
- 名義:協賛
- 平成11年度複写使用料分配のお知らせ等(学術著作権協会)
平成11年度複写使用料127,238円が気象学会に分配された。出版物の複写権等委託済を表示する記事を掲載する依頼もあった。この記事は集誌には掲載されているが、天気、気象研究ノートには掲載されていない。編集委員会で掲載を検討することとする。
- 特定非営利活動法人 第3回世界水フォーラム事務局 正会員入会のご案内
会員入会の案内があった。学会としては入会しないが、入会案内を天気の情報ファイルで学会会員に知らせることとする。
- 学協会における技術者継続的能力開発活動についての調査(依頼)
予報士向け講座を行っていることを回答する。
- 平成13年度科研費補助金(研究成果公開促進費)学術定期刊行物交付決定通知
気象集誌への補助金は410万円と決定された。今年度海洋学会の促進費はかなり高額だった模様で、その理由が分かると良い。
- 平成13年度「法人税(1,040,300円)」を麹町税務署へ、及び「法人都民税・事業税(278,500円)」を千代田都税事務所へ納入 5月29日
- 平成13年度科研費補助金研究成果公開促進費「研究成果公開発表(B)の審査結果について
気象学会申請の「北海道支部」、「東北支部」とも不採択の通知があった。来年度以降も申請を続けることが望ましいとされた。
- 国際学術研究集会への出席補助金を支給
宮崎雄三(東大) アメリカ 4月25日
高村陽子(京大) オランダ 5月25日
日尾泰子(京大) オーストリア 5月25日
吉田 聡(北大) オーストリア 5月25日
- 総会参加票の最終集計(5月9日) 総計 2,648票
(A)699票 (B)1,900票 白票 18票 無効 31票
(A) | 賛成 | 反対 | 保留
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議案1 | 690 | 1 | 8
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議案2 | 651 | 4 | 44
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議案3 | 684 | 2 | 13
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議案4 | 684 | 2 | 13
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議案5 | 680 | 4 | 15
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議案6 | 677 | 5 | 17
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議案7 | 686 | 2 | 11
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議案8 | 672 | 3 | 24
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会計
- 2001年5月分の収支報告
- 事務局のパソコンの更新、重要データのバックアップ体制の整備を行うことを提案し、承認された。
天気
- Vol.48 No.6(2001年6月号)の掲載記事とVol.48 No.7掲載予定記事の報告。
気象集誌
- Vol.79 No.4の掲載内容の報告。
- 著者のローマ字表記・順序は著者の申請どおりにするが、姓はすべて大文字で書くことにした(天気と同様の方針)。
気象研究ノート
- 気象研究ノートに対する会員の意見を集めるアンケートを実施することとして、案を提示した。
- 次に発行するのは節目の200号であるので、その号の巻頭言を理事長に書いてもらうこととする。
- 関連して、気象研究ノート、大会予稿集に英文誌名を定めて表記するべきだとの意見が出された。
教育と普及
- 中学・高校での気象教育について次回以降の委員会で本格的に議論したい。
電子情報
- 2001年5月の気象学会ホームページのアクセス状況(73,448件)。
名誉会員推薦
- 会員の新規加入などについて
新入会員26名を承認、退会4名。6月12日現在、会員数4,586名、(内、通常会員4,044名)。
- 山本・正野論文賞候補者の推薦
候補者推薦委員会からの報告があり、各理事の投票により決定することになった。今回は対象となる論文の発表時期について年度と年の混乱が生じたので、今後は誤解を生じないように注意して候補者募集要項を記述することとする。
- 堀内賞候補者の推薦
候補者推薦委員会からの報告があり、推薦文を推薦委員会で書き直した上、各理事の投票により決定することになった。山本・正野論文賞、堀内賞、ともに推薦件数が少ないためか、今回は分野の偏りが見られる。推薦委員はより多くの候補者を挙げるようにという意見が出された。
- 奨励賞候補者の推薦
候補者推薦委員会からの報告があり、各理事の投票により決定することになった。気象教育関係者の奨励賞受賞が最近少ないことについて議論され、気象教育分野で活動している人達の活動にもっと目を配るべきであるという意見が出された。
- 地球物理学関連学会長懇談会の報告
廣田理事長から次のような報告があった:
- 地球物理学関連学会長等懇談会の事務局を引き受ける組織が閉鎖されることになった(第31期第10回常任理事会議事録参照)ため、東大地球惑星学科の浜野教授の研究室にある「合同大会運営機構」が当面この事務局を引き受けることとなった。
- 浅井冨雄会員がIUGG 2003の募金委員会の監事となった。
- IUGG 2003のセッションの提案を積極的に出して欲しい。
- 科研費の分科として海洋科学ができた。
これらの報告に関して、気象学会は「合同大会運営機構」を承認し、必要な費用を分担(年間1万円)することとする。
関連して、木田理事からIUGG 2003に関する次のような報告があった:
- 地球シミュレータのセッションを提案したい。
- 気象学会メイリングリストによる募集ではセッションの申し出がなかったが、この後も分科会毎に提案できる。
- 合同大会拡大連絡会報告
新野理事から次のような報告があった:
- その他
- 気象学会の天気編集担当書記の待遇の改善が承認された。天気の校正が今後も会員のボランティアで行えるという保証がないため、天気編集担当の仕事が今後増える可能性もあるとの意見があった。
- 気象学会関東地区連絡会が開催され、気象庁本庁が担当機関となっている2004年の春季大会の運営に関して議論されたことが報告された。
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