日本気象学会第32期第2回常任理事会議事録
日 時
2002年9月17日(火)13時30分〜17時00分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
廣田、勝山、木田、田中、坪田、新野、藤部、古川、萬納寺、以上9人。
その他の出席者
舘、島村(以上事務局)
議題
- 第32期第1回常任理事会議事録の確認
- 各委員会等の報告
庶務
- 後援名義等使用依頼受付1件
名称:第34回国際シミュレーション&ゲーミング学会大会
- 主催:日本学術会議および日本シミュレーション&ゲーミング学会
- 期日:2003年8月25(月)〜29日(金)
- 場所:かずさアカデミアパーク(千葉県木更津矢那1637)
- 名義:後援
- 第4回東京湾海洋環境シンポジウム実行委員会第3回委員会報告
準備の進捗状況の報告などが行われたことが、委員として出席した鈴木靖会員から書面で報告された。
- 日本学術会議会員推薦管理会より「第19期日本学術会議会員の選出に係る学術研究団体の登録申請の結果について(通知)」
日本学術会議は気象学会を学術研究団体として登録した。
- 2002年度「三宅賞」、「朝日賞」受賞候補者を気象学会は各1名推薦した。
- 日本気象学会第32期登記
平成14年8月2日完了、任期は平成14年7月1日から2年間。
- 理事変更登記完了届および監事異動届を8月5日文部科学省(文部科学大臣)へ提出
- 第32期役員(7月3日)及び各委員会委員(8月6日)の所属長へ委嘱依頼文書提出
- 気象研究ノートの印刷業者(203号より):UAP(株)に決まる。
- 大会予稿集(秋82号、春83号):新日本印刷(株)に決まる。
- 会費請求:賛助会員(8月14日)・気象官署上半期分(9月2日)請求書提出
- 学会賞・藤原賞受賞者へ2003年度受賞候補者推薦依頼書送付
- 「国際会議共同主催の手引き」受領(日本学術会議事務局より)
- 「公益法人制度の抜本的改革に向けた取り組みについて」(平成14年3月29日閣議決定)等について(通知)
- 日本気象学会会員名簿(2002年8月1日現在)「天気8月号」に掲載
- 関口 洋子(故関口理郎夫人)様より10万円の寄付
故人の活動を考慮して、今回は国際交流基金として使うこととする。寄付金を一般収入と区別しないで支出することは適切ではないとの考えから、今後の寄付金の使途を検討する。
会計
- 2002年7、8月分の収支報告
- 会計ソフトを導入した。常任理事会への報告様式を今回から改訂する。
天気
- Vol.49 No.9(2002年9月号)の掲載記事とVol.49 No.10(2002年10月号)掲載予定記事の報告。
- IUGG(札幌、2003年)のコーナーを作った。
- 気象学会が主催したIAMAP(横浜、1993年)の時は「天気」で別冊特集号を発行して報告を行なった。今回のIUGG札幌ではその報告をどのような形で掲載するかを今後編集委員会で検討する。
気象集誌
- Vol.80 No.6の内容を報告
- 「成層圏-対流圏結合」特集号をVol.80 No.4Bとして9月に発行する。日本語要旨は天気9月号掲載。
- 「GPS気象学」特集号の発行依頼があった。次回編集委員会で検討する。
- 電子図書館サービスによる集誌の公開は現在では有料だが、次回の設定変更の時にはJ-STAGEにあわせて90日遅れで無料で公開する(90日までは出さない)。アカウント、パスワードをはずすことはできない。
教育と普及
電子情報
- 2002年7月1〜8月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(7月:80,545件、8月:60,798件)。天気オンラインジャーナルのお知らせに特にアクセス数が多い。
- メイリングリストは7月に8件配信した。
- 気象庁データでは全国合成レーダおよびウィンドプロファイラデータの提供のテスト運用を8月下旬開始。
用語
- 会員の新規加入等について
新入会員22名を承認、退会96名。9月10日現在、会員数4,492名(内、通常会員4,019名)。今月は名簿作成のため整理を行ない、特別個人、特別団体会員のうち、2年以上会費未払いの会員を退会処理したため、退会が多い。
- 日本気象学会2003年春季大会実行委員会からの要望
4会場4日間で開催すること、口頭発表に15分、ポスター会場の広さも十分にとりたいことから、気象学会からの補助を300万円とするよう要望があった。(今年度春季大会の予算は250万円)。
実行委員会は財団などからの援助も申請することとして、学会からの補助を300万円にすることが了承された。また、参加費を一律1000円値上げすること、4日目だけ参加する人の当日払いは半額とすること、が決まった。参加費の値上げは総会での説明が必要とされた。また、各支部での秋季大会などの会計は公開する方向であることを改めて確認した。
- 第32回評議員会の議題と人選について
今期の中心課題を「新しい時代の気象学のあり方」とする。その趣旨は、研究機関・大学の独立法人化の動きが具体化しつつある状況の中で、これからの気象学研究のあり方、およびその基礎となる次世代の育成を、気象学会としてどう考えるかについて、学会内外の責任のある立場にある小人数の有識者から提言を受け、その議論を通して気象学会構成員の認識・理念を深めたい。
- 第32期第2回理事会(札幌)の議題
- その他
今回、「天気」に掲載した会員名簿に関して、二三のクレームがあった。
IUGG札幌への個人からの募金の募集に関する趣旨説明が必要である。
理事長より次のようなコメントがあった:日本気象学会は1982年に創立百周年記念行事を行ない、今年は120年目に当る。世間一般の慣例として次の節目は125年目なので、近い将来にそのための何らかの準備を考える時期が来ることを意識しておくこと。
日本気象学会ホームページへ