日 時
2004年7月26日(月)13時30分〜17時05分
会 場
日本気象学会事務室(気象庁8階)
出席者
廣田,古川,木田,近藤,多田,田中,坪田,新野,板東,山内,以上10名.
その他の出席者
島村,渡辺(事務局)
議 事
- 第32期第22回常任理事会議事録の確認
- 第32期・33期合同会議議事録の確認
- 第33期第1回理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告
庶務
転載許可
- 松島大氏(東北大学)より,気象集誌第69巻p.48の第18図の「局地気象学」 (森北出版)への転載.
- 二宮洸三氏(地球フロンティア研究センター)より気象集誌第71巻p.75 の第2図,p.76の第3図および第5図,p.87の第22図の「数値予報の基礎」 (オーム社)への転載.
- 桑形恒男氏(農業環境技術研究所)より,気象集誌第75巻p.522の第10 図他,および天気第44巻p.805の第12図の「局地気象学」(森北出版)への 転載.
後援名義など使用依頼受け付け
- 名称:第18回数値流体力学シンポジウム
- 主催:(財)日本数値流体力学会
- 期日:2004年12月15日(水)〜17日(金)
- 場所:国立オリンピック記念青少年センター(東京都渋谷区代々木神園町 3-1)
- 名義:協賛
- 名称:第5回「こどものためのジオ・カーニバル」
- 主催:こどものためのジオ・カーニバル企画委員会
- 期日:2004年11月6日(土)〜7日(日)
- 場所:大阪市立科学館(大阪市北区中之島4-2-1)
- 名義:後援
- 名称:「気候講演会(富山)」
- 主催:気象庁,富山県
- 期日:2004年10月17日(日)
- 場所:富山県新湊市農協会館 (新湊市本町2-13-5)
- 名義:後援
- 名称:第3回「戦略的基盤ソフトウェアの開発」シンポジウム
- 主催:東京大学生産技術研究所
- 期日:2004年12月8日(水)〜9日(木)
- 場所:経団連ホール(東京都千代田区大手町1-9-4)
- 名義:協賛
科学技術振興調整費 「科学技術の中長期発展にかかわる俯瞰的な予測調査」(2003〜2004)に対し, 環境観測の将来を描く「シナリオライター」の候補者として近藤豊,津田敏隆, 中村健治の3理事を推薦した.
「定款の改定」および「2003年度事業報告」を文部科学省へ提出した.
国際交流補助として,九州大学の久保博司会員(カナダ,ヴィクトリアへ),名 古屋大学の茂木耕作,大東忠保,清水慎吾の各会員(いずれもイタリア,ボロー ニャへ)の4名に対して旅費を補助した.
2005年度秋季大会の会場となる神戸大学に対し,理事長から施設利用に関する協 力依頼文書を出すこととなった.
2004年度春季大会の実行委員会から決算報告があった.学会としての収支は,支 出が332万5千円,収入が340万5千円(うち大会参加費253万9千円).実行委員会 による協賛金募集の総額は106万円であった.なお,予稿集が100冊程余った.
会計
2004年6月分の収支報告
横浜市債を1,000万円分購入した.(第32期第22回常任理事会議事録参照)
天気
Vol.51 No.7(2004年7月号)の掲載記事と,Vol.51 No.8(2004年8月号)掲 載予定記事の報告.
今年度の秋季大会は日程が例年より早めなので,天気で早めに周知できるよ う講演企画委員会と調整する.
気象集誌
Vol.82 No.5(2004年10月号)の掲載記事の報告.
気象研究ノート
書店での販売について,印刷業者から取継業者を通して書店に置くルートが巧く 機能していない.今後は書店への直販やインターネットを利用した販売などの可 能性についても検討する.
SOLA編集
ジャーナルの正式名称を“SOLA”とした.運営部会を年に5回程度開催する.編 集委員には国外の方もいるので,編集委員会は開かず,編集に関わる連絡はメー ルで行なう.今後はデータ保存用サーバーの購入と設置場所について検討する.
講演企画
2004年度秋季大会のシンポジウムの参加費を無料とすることが報告された.
教育と普及
朝日新聞社が主催する「第2回ジャパン・サイエンス&エンジニアリング・チャ レンジJSEC2004/高校生“科学技術”チャレンジ」を日本気象学会が後援するこ とが了承された.
今年の夏期大学は8月4日(水)〜6日(金)にかけて気象大学校において気象実 験をテーマに行なう.参加者は60名程度.気象予報士会の支援を受ける.
電子情報
2004年6月1日〜30日の気象学会ホームページのアクセス状況(95,605件).
昨年は6月のアクセス数が少なかったが,今年は大幅に多くなった.TRMM関連ペー ジ掲載後のアクセスが増えており,この問題への関心の高さが伺える.
内閣府総合科学技術会議事務局からの照会で,地球観測調査検討ワーキンググルー プ地球科学部会の報告案についての意見募集記事をホームページに掲載した.
TRMMの観測継続が困難な状況になりつつある.日本としての回答が必要となった 場合に気象庁からも観測の意義を伝えるよう理事長から気象庁長官に要請した.
用語検討
大学の教養課程レベルの用語を8月中に厳選する.
地球環境
2005年度春季大会では公開講演会は行なわず,環境問題委員会と共催で地球環境 をテーマにシンポジウムを開く計画である.
- 各委員会委員の推薦について
各委員会から第33期委員の推薦者が示され,一括して承認された.
- 会員の加入・退会
新入会員18,退会21を承認.7月22日現在,会員数 4,295名(内,通常会員3,847 名).
- 「山本・正野論文賞」,「堀内賞」,「奨励賞」の可否投票結果につ いて
理事全員による投票の結果,それぞれ次の方々が選ばれた.
- 山本・正野論文賞
- 須藤健吾会員(地球環境フロンティア研究センター)
- 田口正和会員(米国科学財団研究員ワシントン大学在籍)
- 堀内賞
- 福西浩会員(東北大学大学院理学研究科)
- 若土正暁氏(北海道大学低温科学研究所)
- 奨励賞
- 中村直治会員(東京管区気象台)
- 箕輪敏行氏(神奈川県)
なお,「奨励賞」の受賞通知はこれまで推薦者宛に送付していたが,今後は他の 賞と同じく本人宛に送付することとした.
- 地球惑星科学関連学会の連携に関する諸問題について
2005年10月に発足する新たな日本学術会議の体制の下で,地球科学関連の学会に ついて「物理学会」や「化学会」のように一本化した窓口を持つべきとの議論が 進んでいる.これについては今後の科学技術政策において地球科学の分野が果た すべき役割という学術的視点からの検討に加え,学生や研究者を含めた広い意味 での地学教育の観点からの検討が必要である.関連学会の合同開催や学会誌の取 り扱い,また個々の学会の参加形態など調整の難しい問題が山積している.当面 はいろいろな方面から情報を収集し,気象学会としての対応を検討していくこと とした.
- 新しい会員制度に基づく会員種別の登録について
2004年度総会において承認された会員制度に関する定款の一部改訂について,天 気の8月号に説明記事と登録用の葉書を差し込む.手続きは全ての会員が対象で あり,通常会員/特別会員の種別の登録および高年会員の割引申請を受け付ける.
- 第33期評議員会の方針について
9月の常任理事会でテーマを確定し,候補者のリストを作成した上で10月の秋季 大会における全国理事会に諮ることとなった.