日 時
2004年6月15日(火)13時30分〜15時15分
会 場
気象庁予報部会議室(4階)
出席者
廣田,古川,勝山,神沢,木田,近藤,住,坪田,新野,藤部,萬納寺,山内, 以上 12人
その他の出席者
島村,渡辺(事務局)
議 題
- 第32期第21回常任理事会議事録の確認
- 第32期第7回理事会議事録の確認
- 2004年度総会議事録の確認
- 各委員会からの報告
庶務
後援名義など使用依頼受け付け
- 名称:講習会「流体力学基礎講座」
- 主催:(社)日本機械学会
- 期日:2004年9月2日(木)〜3日(金)
- 場所:工学院大学新宿キャンパス1012教室(東京都新宿区西新宿 1-24-2)
- 名義:協賛
文部科学省より,平成16年度科学研究費補助金の申請(下記二件)に対して不採 用の通知.
- 北海道支部:市民気象大学普及講座「風と生活−航空気象・風エネルギー・ 災害−」
- 東北支部:気象講演会「異常気象を生きる −ブナや稲の護身術−」
京都大学生存圏研究所を全国共同利用施設とす る旨の気象学会理事長からの要望書
- (第32期第7回理事会参照)に対して,生存圏研究所所長松本紘氏より礼状 (5月25日).
平成16年度(第26回)沖縄研究奨励賞の推薦応 募依頼.
平成16年度東レ科学技術賞などの推薦応募 依 頼.
支部交付金振り込み(九州支部には秋季大会費 用100万円を併せて振り込み,6月10日).
会計
2004年5月分の収支報告
- 気象学会は流動資産として日興コーディアル証券を通じて約855万円の公社債信 託に投資していたが,日興コーディアル証券がこの業務の取り扱いを廃止する. このため,その金額に幾分か加えて1,000万円を国債・地方債に預け入れ,固定 資産に項目変更することとする.固定資産に項目変更することにより,内部留保 を減らすことができる.
天気
Vol.51 No.6(2004年6月号)の掲載記事と,Vol.51 No.7(2004年7月号)掲載予 定記事の報告.
総合計画
(財)気象業務支援センターと共催で,気象技術講習会「気象学の基礎」課程(第 10回)を2004年8月11日から10月13日(毎週水曜日,全10回)の日程で同センター において開催する.
教育と普及
第32期第21回常任理事会で報告された『大学入試センター試験「地学」出題方式 に関する要望』は若干修正されたのち提出された.
気象研究ノート
206号「北極振動」が近々刊行される.他2〜3冊が順調に進んでいる.
国際学術交流
日中韓学術交流の一環としてのアジア国際研究集会は実行委員会を別途組織する こととした.2005年春季大会の前の2日間(金・土曜),東大本郷キャンパスの 山上会議所と小柴ホールの2会場を確保した.
電子情報
2004年5月1日〜30日の気象学会ホームページのアクセス状況(94,293件).
気象学会ホームページに掲載する項目が増えている.6月はTRMMの運用を継続す る旨の宇宙航空研究開発機構宛ての要望書など,TRMM運用停止関連の記事を掲載 した.英語ページのアクセスも多い.トップページのデザイン改訂案を検討して いる.
その他
東京湾海洋環境研究委員会(旧東京湾環境シンポジウム実行委員会)は来年1月 にシンポジウムを開催し,環境修復のための提言を社会に発信する計画である. 陸域からの負荷,埋め立てという課題で関係団体からの提言を募集しているが, 気象とは直接関係しないため,学会からは意見を出さない.
- 会員の加入・退会
新入会員25,退会6を承認.6月11日現在,会員数4,289名(内,通常会員3,841名).
- 山本・正野論文賞候補者の推薦
候補者推薦委員会からの報告があり,各理事の投票により決定することになった. 共著者の役割について議論された.
- 堀内賞候補者の推薦
候補者推薦委員会からの報告があり,各理事の投票により決定することになった.
- 奨励賞候補者の推薦
候補者推薦委員会からの報告があり,各理事の投票により決定することになった.
- 定款・細則の一部改定に伴う作業
総会で改定が承認された定款・細則を,来年 1月から実施するための事務局の作 業内容とスケジュール,未確定の点などが整理された.会員への趣旨の周知と照 会,特別会員の理事候補者選挙権の有無などの重要な点を議論する必要がある. 来年の会費請求作業に間に合うようにソフトを改修することが必要である.
- 宇宙航空研究開発機構(JAXA)への要望書
日本のJAXAと合衆国のNASAが共同で運用している TRMM(熱帯降雨観測計画)衛 星をNASAの都合で運用停止するという通告があった.このため,6月7日,運用を 継続してもらいたい旨の要望書を理事長が宇宙航空研究開発機構理事長宛てに緊 急に提出したことが報告された.
- その他
アメリカ気象学会「レーダー気象学会議」日本開催案のその後
- アメリカ気象学会(AMS)からAMS主催のレーダー気象学会議を2007年日本 で開催できないかとの打診があったことが第32期第5回理事会で報告された. 情報通信研究機構をホストとして2007年6月に京都で開催することをAMSに 提案することが中村健治会員から報告された.日本を含む3か所が候補になっ ている.
「注目科学技術領域の発展シナリオ調査」シナリオライターの推薦依頼
- 第3期科学技術基本計画(2006〜)策定の基礎となる資料を提供するため, 科学技術振興調整費「科学技術の中長期発展にかかわる俯瞰的予測調査」 (2003〜2004)が実施されている.この調査のシナリオ調査分科会から, 気象学会に対し,環境観測に関するわが国の将来シナリオを描くことので きる「シナリオライター」の候補者を推薦するよう依頼があった.近藤豊 理事を含む3名を地球環境委員会へ推薦することとした.