日 時
2006年11月22日(水)13時30分〜16時55分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
新野,岩崎,里村,多田,田中,板東,藤谷,藤部,古川,以上9名.
その他の出席者
萩原,渡辺(事務局)
議事に先立ち,11月13日に逝去された故・木田秀次理事長に黙祷がささげられた.
議 事
- 第34期第3回常任理事会議事録の確認
- 第34期第5回理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告
庶務
転載許可
- 1)(社)日本航空機操縦士協会航空気象委員長の山本秀生氏より,天気 第52巻p.675〜680(松下他)中の第1図及び本文の一部の要約の,“PILOT” No.299(日本航空機操縦士協会)への引用.
後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:第17回大気化学シンポジウム
- 主催:大気化学研究会,名古屋大学太陽地球環境研究所
- 期日:2007年1月10日(水)〜12日(金)
- 場所:豊川市民プラザ(愛知県豊川市)
- 名義:協賛
- 名称:第11回「震災対策/自然災害対策技術展」横浜
- 主催:同展横浜会場実行委員会
- 期日:2007年2月1日(木)〜2日(金)
- 場所:横浜国際平和会議場(パシフィコ横浜)(横浜市西区)
- 名義:後援
- 名称:第22回北方圏国際シンポジウム
- 主催:紋別市,オホーツク海・氷海研究グループ,北海道大学
- 期日:2007年2月18日(日)〜23日(金)
- 場所:紋別市民会館・紋別市文化会館(北海道紋別市)
- 名義:後援
木田秀次理事長逝去(11月13日)及び告別式(11月15日)
2007年の“天気”及び気象集誌の印刷業者が入札により決定.
文部科学省による公益法人実地検査(10月31日).
委員の委嘱(気象研究コンソーシアム検討委員会(新規),用語検討委員会(追 加),天気編集委員会(交代))
2007年度気象学会賞及び藤原賞の候補者推薦が締め切られ,それぞれ2件の応募.
地球化学研究協会から,2006年三宅賞の該当者なしの連絡.
日本学術振興会「研究成果公表促進費」の使用及び経理に係る説明会(11月6日).
平成19年度科学研究費補助金(気象集誌)の計画調書を提出.
アイソトープ・放射線研究発表会運営委員として広瀬勝己会員(気象研究所)を 届出.
会計
2006年10月分の収支報告.
天気
Vol.53 No.11(2006年11月号)の掲載記事と,Vol.53 No.12(2006年12月号)掲 載予定記事の報告.
125周年記念解説記事は2月号まで確定.
1月号に故・木田理事長の追悼文を掲載.
気象集誌
2007年の第1巻(Vol.85,No.1)は,論文4篇にNoteが1篇と少なめである.
気象研究ノート
第212号「気象衛星特集号」が間もなく発刊される.
SOLA
昨年(2005年)は50篇の論文を掲載した.今年の掲載数は,これまで43篇.
11月30日(木)に来年の契約業者の入札説明会を開催する.
講演企画
2007年度春季大会(国立オリンピック青少年総合センター(東京都渋谷区代々 木))告示の最終案を検討中.大会ウェブサイトからオンライン申し込みとなる 予定.
2007年度春季大会の専門分科会のテーマとして「チベット高原気象学の進展」を 了承した.
教育と普及
第4回気象サイエンスカフェを,12月12日(火)に東京で開催する.テーマは 「航空気象と安全運行の科学」.
2007年度夏季大学「気象のシミュレーション(2)」を,8月4日(土)〜5日 (日)に気象庁講堂において開催する.また一般向けの啓発行事として,2007年 春季大会に講演会の開催を計画中.
ボーイスカウト日本連盟と連携した活動について検討している.
電子情報
2006年10月1日〜10月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(85,589件). アクセス数が大幅に減少した.計測方法を変えたことによる影響を調査中.
秋季大会における理事長挨拶を掲載.
第3回気象サイエンスカフェ開催のお知らせを掲載.
気象集誌特集号「北極振動」のお知らせを掲載.
諸委員会委員名簿を更新.
「気象学会質問箱 質問集」を作成.
研究員や教員の募集記事を掲載.
講演会等の開催及び参加者募集記事を掲載.
気象研究コンソーシアム
12月18日(月)の第2回検討委員会に向け,包括的な共同研究のメリット,デー タ利用の平等性,収益事業への利用の排除等の実施体制案を詰めている.今後気 象庁とも調整した上で,2007年1月に公開討論会を開催し,3月に最終提案を固 めて総会に諮る予定.
検討内容や公開討論会の開催について,学会ホームページや“天気”で周知する.
- 会員の加入・退会
新入会員23,退会3を承認.11月14日現在,会員数4,169名.通常会員数は現在 1,086名.
- 今後の理事会の体制について
木田理事長の逝去を受け,今後の理事会運営の体制について議論した.その結果, 当面は新野理事長代理が理事長職務を代行し,2007年3月の理事会で新理事長を 選任することが,常任理事の全員一致(欠席者の事前確認を含む)でまとまった.
- 第34期評議員会について(継続)
引き続き今期の評議員会に諮問する内容と候補者について議論した.
- その他
- (1)「わが国における海洋研究船のあり方に関する提言(案)」について (継続)
- 引き続き新野理事長代理が情報を収集し,次回の常任理事会で報告するこ ととなった.
- (2)公益法人実地検査の報告
- 事務局から,文部科学省による実地検査(10月31日)について報告があっ た.事務・会計処理に対して幾つか指摘事項があり,後日,正式な通知を 受けて対応を検討することとした.
- (3)公益法人制度改革の概要
- 事務局から,公益法人制度改革に係る法律(6月2日公布)への対応につ いて,施行後5年以内に“公益社団法人”への移行を申請するため,事業・ 財務内容の見直しや定款の変更が必要になるとの報告があった.このため, 対応する委員会の設置を検討することとした.
- (4)新公益法人会計基準への対応
- 板東理事から,2年後に実施される予定の公益法人制度改革に先立ち,新 たな会計基準が設定されたことの報告があった.2007年秋の理事会までに 対応方針を確定し,同年度末の報告から新基準を採用する予定で準備を進 める.