日 時
2007年4月11日(水)13時30分〜17時50分
会 場
日本気象学会事務局(気象庁8階)
出席者
新野,岩崎,近藤(豊),近藤(裕),里村,多田,田中,中島,板東,藤谷, 藤部,古川,以上12名(常任理事現在数13名).
その他の出席者
萩原,鈴木(事務局)
議 事
- 第34期第8回常任理事会議事録の確認
- 第34期第6回理事会議事録の確認
- 各委員会からの報告 庶務
- 転載許可
- 1)学術図書出版(株)青山社の須賀氏より,天気第42巻p.383〜390(中村) 及び第50巻p.235〜242(中村)の,「フィールドと環境科学」(中村圭三 著,青山社発行予定)への転載.
- 後援名義等使用依頼受け付け
- 名称:雷サミット6
- 主催:雷文化都市構築推進委員会,山形県鶴岡市
- 期日:2007年3月24日(土)
- 場所:東北公益文化大学・慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス(山形県鶴 岡市)
- 名義:後援
- 名称:可視化情報学全国講演会(岐阜2007)
- 主催:可視化情報学会
- 期日:2007年9月26日(水)〜27日(木)
- 場所:岐阜大学工学部(岐阜県岐阜市)
- 名義:協賛
- 名称:第24回エアロゾル科学・技術研究討論会
- 主催:日本エアロゾル学会
- 期日:2007年8月8日(水)
- 場所:国立保健医療科学院(埼玉県和光市)
- 名義:共催
- 名称:「市街地風予測のための流体数値解析ガイドブック−ガイドライン と検証用データベース−」講習会
- 主催:日本建築学会
- 期日:2007年7月17日(火)
- 場所:建築会館ホール(東京都港区)
- 名義:後援
- 名称:日本流体力学会年会2007
- 主催:日本流体力学会
- 期日:2007年8月6日(月)〜8日(水)
- 場所:東京大学教養学部5号館(東京都目黒区)
- 名義:協賛
- 文部科学省「平成19年度(第48回)科学技術週間」に係るイベントの開催計画に ついて回答.
- 科学研究費に係る申請代表者交代等承認申請書を科学技術振興会へ提出.
- 2007年度の気象学会賞,藤原賞の授賞決定通知を受賞者に送付.同年度の山本・ 正野論文賞には3件の推薦があった.
- 栗原宜夫名誉会員が逝去されたので,学会として弔電と生花をお送りした.追悼 文の執筆も依頼する.
- 平成18年度科学研究費補助金実績報告を提出.
- 平成19年度の事業計画書,収支予算書を文部科学省に報告.
- 新野理事長の就任挨拶状を発送.
- 3月31日付で事務局の渡辺征夫事業部長が定年退職され,4月1日付で鈴木康男 氏を事業部長として採用.
- 2006年度監査(4月6日).
- 平成19年度科学研究費補助金の研究成果公開促進費について,当学会からの応募 (東北支部)は不採択の通知が文部科学省からあった.また定期刊行物について 440万円の内示が科学技術振興会からあった.
- 2006年度決算に対し,本橋会計事務所からチェックとアドバイスを受けた.
会計
2007年3月分の収支及び現預金検査報告.
天気
- Vol.54 No.4(2007年4月号)の掲載記事と,No.5(同年5月号)予定記事の 報告.
- 創刊号からのアーカイブを4月1日に公開.最初の10日間に1,000件超のアクセ スがあった.検索データベースの誤植等を順次修復中.
気象集誌
- 第85巻第3号掲載予定論文の報告.
- 日本版再解析(JRA-25)の論文を,Special Editionとして掲載する.
気象研究ノート
125周年記念号を2分冊とし,第1部「次世代に伝えたいこと」を先行して春季大会までに発刊する.
SOLA
- 論文処理の遅れもなく,運営は順調.
- 創刊から3年間の実績に基づき,impact factor算定対象への登録を申請した.
講演企画
春季大会行事予定の確定版の報告.
総合計画
新公益法人制度への対応及び円滑な移行を行うため,常任理事会の下に検討ワー キンググループを設置すること及び構成員の案が提示され,了承された.今後, 他学会の動向も踏まえながら検討を進める.
教育と普及
2007年度春季大会の初日(5月13日(日))に公開気象講演会を開催する.
各賞
奨励賞候補者について,2007年度の推薦なしと決定した.最近応募が減っている ため何らかの対策の検討が必要.
電子情報
- 2007年2月1日〜3月31日の気象学会ホームページのアクセス状況(2月65,956 件,3月67,506件).昨年同月よりもアクセス数が下回っている.用語集へのア クセスが全体の1割程を占めている.
- 1年間の記事や論文を収めたCDの需要や価格等の調査のため,春季大会会場にお いて試行版CDの配布とアンケートを実施することが了承された.
気象研究コンソーシアム
気象庁との間で締結予定の共同研究契約案及び運営委員会規定案を,4月3日に ホームページに掲載した.総会では,包括的な共同研究契約を結ぶことの是非に ついて会員に承認を求める.
125周年記念事業
- 記念式典の来賓等の細目がほぼ確定した.
- 気象集誌の特別号は7月の発刊を目指して準備している.
- 記念シンポジウムの国外招聘者の旅費に係る実行委員会からの報告を確認した.
- 会員の加入・退会
新入会員18,退会20を承認.4月9日現在,会員数4,084名で通常会員は1,096名. 当常任理事会で承認した通常会員まで総会参加票を発送する.
- 2007年度総会資料について
提出予定の議案資料について確認した.板東理事から,掲載予定の決算報告及び 財務諸表を「公益法人新会計基準」に対応する内容に見直したことが報告された. また木田前理事長の逝去に伴う全国区理事の補充について,新野理事長による住 明正氏(東京大学)の推薦が承認され,理事会に提案されることとなった.
- 文部科学省実地検査への対応について
昨年10月の検査で指摘された事項について,5月末までに対応を報告する必要が あることから,現時点での対応状況が事務局から説明された.
- その他
- (1)名誉会員推薦委員会の強化について
- 第6回理事会で提案された標記委員会の強化について,藤谷理事から具体 的な委員会の構成案が示され,これを了承した.今後理事会で承認を得る.
- (2)評議員会の意見に対する対応について
- 評議員からの提言に対し,関連する各委員会や,各理事の関係する活動等 を通じて対応を検討し,次回理事会で報告するよう,理事長から要請があっ た.
- (3)基本財産の運用及び基本財産への振替について
- 板東理事から,以下の3点について説明があり,何れも了承された. 中央三井信託銀行貸付信託(藤原賞基金;額面60万円)が4月5日に満期となっ たため,同銀行のスーパー定期預金(5年;利率0.55%)に振り替えたこと.
2005年度に減額となった固定資産の補填のため,同年度内処理で19万円を国際交 流基金(定期預金)に振り替えること.
故藤田哲也名誉会員から寄贈された書籍の郵送費として合わせて受領した資金の 残額(43万円余)を,ご子息のご意向を汲んで,若手研究者の支援に役立てるた め国際交流基金(定期預金)に振り替えること.- (4)学術機関リポジトリへの対応について
- 大学研究者の論文や学会発表資料等を,各大学でアーカイブして一般公開 するシステムの構築が,国立情報学研究所のプロジェクトとして進んでい る.これに関し,複数の大学から,“天気”や気象集誌に掲載された論文 のアーカイブ及び一般無料公開の許諾を求める依頼があった.現在は, J-Stageのリンク等で対応いただけるよう回答しているが,今後の方針を検 討するため,“オープンアクセス”で文献を公開している大学関係の理事 や電子情報委員会を中心に実態を調査することとなった.
- (5)第7回水資源に関するシンポジウムの講演者の推薦について
- 標記シンポジウム運営委員の上田博氏から,基調講演及び各学会枠の講演 者の推薦について依頼があったので,候補者を検討し,上田氏を通してシ ンポジウム運営委員会に提案することにした.
- (6)「文部科学省学術用語集(気象学編)」の出版契約の更新について
- 2007年6月の契約更新について照会があったので,在庫の販売については 問題ないが,内容の古い箇所もあるので,改訂なしの増刷には難がある旨 のコメント付きで回答することとした.
平成19年5月13日
社団法人日本気象学会議 長 新野 宏
署名人 板東 恭子
署名人 多田 英夫