「研究の報酬は次の研究テーマ! 仕事の報酬は次の仕事!」
Q. 学部・大学院での専門
気象/ 博士(理学・京都大学)
Q. 過去の研究履歴(略歴など)
防災科学技術研究所 特別研究員
海洋研究開発機構地球環境観測研究センター ポスドク研究員
ハワイ大学国際太平洋研究センター ポスドク研究員
Q. 現在の専門分野(仕事の内容)
台風、気象教育、教員養成
Q. この分野に入ったきっかけ
大学院生だった時に気象観測の目的でチベット(GAME-Tibet)に連れていってもらい、そのフィールドで出会った人達(いわゆる観測屋さん)にあこがれたのが、今もまだ気象学の職に就いているきっかけです。
Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ
僕にとっての研究や今の仕事の魅力は、ルーティンではないところ、マニュアルがないところ。
Q. これまで研究(仕事)をしていて辛かったこと(解決策なども)
研究の結果が出ないことで辛いとはあまり思わないです。ただ、ハードディスクが故障して、一度作ったたくさんのプログラムをもう一度作るはめになった時は辛かったです。
Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味
自分の子供たちを最年少気象予報士に育てること。
Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス
研究(仕事)とプライベートを区別していません。
Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ
将来、楽に生きたいなら、研究者の道は間違いです。
楽しく生きたいなら、研究者の道は間違いないです。
Q. 民間経験・海外経験
ポスドクとして日本と米国で雇われました。米国のポスドク雇用には年齢制限がないことが一般的で、成果を出しておけばたいてい研究の道が続けられるところが、日本との違いと思います。