田口 正和

データとロジックで、未解決の問題に迫れる

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田口 正和


愛知教育大学 理科教育講座
地学領域 准教授

Q. 学部・大学院での専門

気象学/博士(理学、京都大学)

Q. 過去の研究履歴(略歴など)

ワシントン大学: 熱帯変動(ENSO、QBO)に関連した中高緯度変動(突然昇温、北極振動、など)
京都大学生存圏研究所: 同上

Q. 現在の専門分野(仕事の内容)

現所属大学での仕事内容は、教育・研究・管理運営、に大別されます。
教育は、主に、授業をとおしてです。授業は、50人以上のクラスのものから、数人程度のもの(ゼミ、卒論指導など)まであります。一年平均すると、授業は1日1コマ位の感覚です。
研究では、特に、成層圏の変動・力学と、気候における役割などを対象にしています。

Q. この分野に入ったきっかけ

大学時の授業などで、気象学(特に中層大気科学)研究の“醍醐味”(観測、データ解析、理論などが合わさって急速に進展したこと)を聴いたことです。

Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ

データとロジックで、未解決の問題に迫れることです。 解析・作図方法などによって、新しい描像を示せることもおもしろいです。 対象が、比較的身近な自然で、かつ人間社会と関わりが深いことも魅力と思います。

Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味

運動などで体を動かすことなどです。子供と一緒にできれば、なおよいです。

Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス

週末などに、できる範囲で家の用事などをしています。

Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ

自分が好きなこと・得意なこと、社会に役立つ・意義があると思うこと、を検討されてはどうでしょうか。 気象学は、様々なテーマ・方法が可能な、身近でかつ奥が深い学問だと思うので、色々な方に対応しているのではないでしょうか。