「嫌いなことは選ばない方がハッピーに過ごせると思います。」
Q. 学部・大学院での専門
気象/ 博士(理学)(北海道大学)
Q. 過去の研究履歴(略歴など)
海洋研究開発機構 アプリケーションラボ: 研究員 海洋研究開発機構 地球シミュレータセンター: 研究員
Q. 現在の専門分野(仕事の内容)
大気大循環モデルの開発、中緯度大気海洋相互作用、爆弾低気圧
Q. この分野に入ったきっかけ
幼少時、「博士と助手」のコントの博士に憧れる。中学の頃、気象予報士という資格があることを知る。高校卒業間近に、ほとんど話したことのなかった化学の先生になぜか突然「お前は大学に残れ」と言われる。映画「Back to the Future II」で5分後の天気を予報している未来に興味を持ち、気象の研究なら今日の予測結果を明日確かめられると思って現在に至る。
Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ
自分の解析結果やアイデアを発表したとき、全然知らない人から「面白い」といってもらえること。
Q. これまで研究(仕事)をしていて辛かったこと(解決策なども)
研究そのもので辛いと思ったことはない。事務仕事やシステム管理で自分の研究が進まないとストレスがたまる。
例)ハワイの国際太平洋研究センターに3ヶ月滞在したとき、研究に没頭できてストレスが解消(白髪が消えた!)
Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味
基本、研究が趣味なので、コンサドーレ観戦以外はこれといって趣味はなし。私が横浜に来てから始まった、職場でのジンパ(ジンギスカンパーティー)は楽しみの一つ。
Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス
家では朝食作りと洗濯、夜の子供の風呂と寝かしつけなどを分担。休日は基本的に仕事をしない。
Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ
気象学を学んだり研究したり仕事にしたりするのに、気象や天気が好きな必要はありません。ただ、嫌いなことは選ばない方がハッピーに過ごせると思います
Q. 民間経験・海外経験
3ヶ月ハワイに滞在したとき、サーバ管理をする技術職員や広報専門職員がいて、日本との違いを感じた。