「地球科学の研究を社会の問題に活かす」
Q. 学部・大学院での専門
①学部・大学院での専門:惑星気候学
②最終学歴:北海道大学理学研究科地球惑星科学専攻, 博士(理学)
Q. 過去の研究履歴(略歴など)
火星表層環境の進化
気候感度・気候フィードバックの理解
将来気候変動予測の不確実性評価
Q. 現在の専門分野(仕事の内容)
地球―人間システムの相互作用の分析とモデル開発
地球システムのティッピングポイント
世界・日本の永久凍土の現状評価と将来予測
日本陸域物理過程の高解像度シミュレーション
Q. この分野に入ったきっかけ
人類の最先端の知見を知りたいという思いから、研究者を志しました。地球科学の研究を社会の問題に活かすことができる点に魅力を感じ、この分野を仕事に選びました。
Q. 現在の研究(仕事)の魅力やおもしろさ
これまでに誰も気づいていない大事な問題を見つけ、新たな研究成果を出すことが、大きな魅力です。また、日々、研究に関する打ち合わせやセミナーに参加し、新しい知識を得ることができることも楽しいことです。
Q. 研究(仕事)以外の楽しみや趣味
サッカー、ジョギング、サイクリング、ガーデニング、読書
Q. 仕事とプライベート(家庭など)のバランス
平日は夕食前に帰宅し、自宅で食事の準備や家事などをします。平日の帰宅後、休日に仕事をすることは、あまりありません。自分のペースで、自分の仕事ができる職業だと思います。
Q. 進路選択を控えた大学生、大学院生へのメッセージ
進路の選択にあたり、まずは自分の興味のあるテーマに取り組み、つきつめて考えてみるのは楽しいことだと思います。気象分野は最近とくに社会と関わりが深いので、その後にもいろいろな展開があると思います。きっと役に立つことがあるはず。